校長からのメッセージ

校長  永田 祐子

 

メッセージ        

 

第20代校長   永田 祐子(ながた ゆうこ) 

 

本校は、全国公立高校唯一の保育科、県内唯一の家政科学科そして普通科の三つの科を設置し、創立55周年を迎えた伝統ある女子高校です。豊かな緑に囲まれ、静かで落ち着いた環境の中で、生徒たちは明るく和やかに充実した高校生活を送っています。各学科とも特色ある教育活動を展開するとともに、生徒一人一人の成長を大切にしたきめ細やかな指導を行っています。時代の変化に対応しながら、「社会人として自立し、地域に貢献できる女性やスペシャリストを育てる」ことを目標に、幅広い教育活動を推進しています。

 

保育科・家政科学科では、家庭に関する各分野のスペシャリストを育成するため、特色ある教育活動を展開しています。
文化祭恒例の「こどものくに」や「ファッションショー」は、その成果の一つです。

 

普通科では、少人数制による授業で、生徒一人一人の学力向上に努め、充実した教育活動を展開しています。専門学科併設の特色を生かした選択科目も充実しており、一日保育体験授業も行っています。

【中学生のみなさんへ】

 

本校では、一日体験入学、体験入部や文化祭など、本校の教育活動に触れていただける様々な機会をたくさんご用意しております。ぜひ一度お越しいただき、皆さん自身の目で、本校の恵まれた環境と躍動する生徒の姿を確かめてみてください。
                               

 

校長室だより

校長日誌

◆ 『部活動体験入学』によせて…向日葵のようであれ ♪ ◆

 8月4日(火)9時から、令和2年度 鴻巣女子高等学校『部活動体験入学』が行われました。各部活動とも事前の体調管理の確認等の感染予防に充分配慮して、体験メニューを考えて、中学生との交流を行いました(中学生・保護者 65組 参加)。

 ◆第1部は、動画も含めた『ステージ発表』として、【吹奏楽部、合唱部、人形劇部、ダンス部、書道部、筝曲部、美術部 、チアダンス部】の8つの部活動が、それぞれ工夫した発表(熱意あふれるパフォーマンス)を行いました。

 ◆第2部は、『体験入部』として、このほかに、ソフトボール部、バスケットボール部、バドミントン部、バレーボール部、卓球部の5つの運動部もあわせて【13の部活動】が、それぞれの活動場所で元気いっぱい交流しました ♪

 本校に興味を持ってくれている中学生・保護者の皆様と、本校で活躍する誇らしい生徒達との半日だけの『心温まる交流』が、校内のあちこちで展開されました・・・。夢があふれる光景でした。

 本校の格技場の前には、夏の花『向日葵(ひまわり)』が、元気に咲き誇っています。

 堂々と太陽に向かって咲くこの花のように、中学生も鴻女生も輝いてほしいと心から感じました・・・

◆ 時の流れ・・・第1学期 終業式に想う ◆

 令和2年7月31日(金)、第1学期 終業式を迎えることができました。

    今年は想いも一入(ひとしお)です…。

 皆さんは、時間の流れをどのように感じているでしょうか…。ふり返ると、新型コロナウイルスの感染拡大は、いろいろなところに影響を与えています。臨時休校、学校再開、分散登校、時差登校、そして少しずつ通常登校へ…。今日まで「時間の流れがいつもと違うなぁ」と感じている人は少なくないと思います。

 この「想定外の出来事」を通じて、私は、生徒の皆さんが「これからの社会の在り方」や「個人の生き方」を深く問い始めたり、世界・日本のこれからを自分のこととして『主体的に考える機会』にしてくれたのではないかと感じています。大変な時期を経験したからこそ、いろいろな想いが膨らむ・・・。  

  ~ だからこそ、皆さんの『今後の成長』を私はとても期待しています。 ~

 終業式の校長挨拶でもお話ししましたが、予測困難で変化の激しい社会、コロナ禍で様々な規制がある中、「今できること」を精いっぱい取り組むことが、より求められていると考えます。予測できない変化に「受け身」で対処するのではなく、「主体的」に関わり合うことが大切なのです。その中で新しい自分に気づき、自分らしく生きるための力をつける、それが「今できること」です。

 また、「つながりをプラスに活かす」こと。人間同士ですから、時にはすれ違いがあるかもしれませんが、コミュニケーションを通じて得られる「プラスのパワー」は、私たちのやる気をバックアップしてくれるものです。力強く生きていくための『大切な栄養素』だと思います・・・。

 これらのことを心のどこかにおいて、課題や部活動、発表に向けての準備等、一つ一つに前向きに取り組み、貴重な夏休みを大切に過ごしてくださいね。

 また、このところ新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。気を緩めず、日々の生活の中で一人一人が感染予防対策をしっかりと実践し、『自分の命を守る、そして大切な人の命を守る』という心構えも忘れないでください。

『希望あふれる 2学期』、また、皆さんと元気に再会できることを楽しみにしています ♪

◆ 『期末考査』始まる☆ さあ、努力の成果を・・・ ◆

 今日7月15日(水)から20日(月)までの4日間、1学期の期末考査が始まりました。臨時休校の関係で、今学期初めての定期考査です。少し緊張感もあるかと思いますが、今まで頑張った人は自信をもって臨んでください!そうでない人は、『今からでも、少しでも』自信を持てるように努力したください ☆☆☆

 高校入試の時を思い出してみると・・・試験当日の休憩時間の中の1分間だって、『大切に、真剣に』望んでいたのではないですか…?

     ☆ あきらめない・・・・・ひとつひとつをあきらめないこと。

     ☆ やればできる・・・・・自分の可能性を、試してみること。

 その前向きな心と、地道な努力が、自分へのご褒美として『手ごたえ』をくれるものですよ ☆

    ~ 『努力』したことは、いつかきっと『成果』となる。 Fight! ~

◆ 真剣なまなざしから……部活動から得られるもの ◆

放課後、体育館と格技場、合宿棟で活動する部を見学に行きました。

 体育館では、バレー部とバスケ部がとてもエネルギッシュにプレイしていました!コロナ禍で、運動にも制限がある中、それぞれの部が、配慮しながら元気いっぱいに、皆、ボールに集中していました。私が体育館に入ると、「こんにちはぁ!!」と、誰からともなく元気に挨拶してくれ、次から次へとその挨拶の声がこだまするように連鎖していきました・・・。この『挨拶のこだま』は、体育館で私が感じる『一体感』のひとつです。一気に距離が近くなるものです。顧問の先生も、指導に更に気合が入って、体育館全体が引き締まった印象を受けました。『キュッ、キュッ』という、床とシューズの創り出す音は、なんとも懐かしく、また、生徒たちのフットワークも素晴らしく、私も足元から力が湧いてくるようでした・・・。

 ステージ上のチアリーディング部は、音楽に合わせて皆で同じ動きと満面のスマイルがお見事!練習を重ねているのが見て取れました。やはり、『若さって素晴らしい!』と実感しました・・・。

 格技場では、卓球部が見事にピンポン玉の音を響かせ、スマッシュする時は一瞬空気が止まるようです…。決まった時の爽快感は、素晴らしいものがあります・・・。

 合宿棟の2階では、ギター部が音を出さずにパート練習に集中、指先のリズムから不思議に『メロディ』が聞こえるようでした ♪ 発表してくれる時が、今から楽しみです・・・。

 ★それぞれの部で、それぞれの生徒が、真剣なまなざしで一生懸命取り組む様子は、今を生きる高校生にとって部活動の大切さを改めて伝えてくれます・・・。そこから得たパワーは、今後の皆さんの大きな力になりますよ!!

        ~ 今、この瞬間を大切に・・・頑張って!! ~

 

◆ 『白梅の集い』がくれたもの・・・◆

 6月26日(金)第6限、鴻巣女子高校恒例の年度初めの行事である『白梅の集い(しらうめのつどい)』開催!

この『白梅の集い』は 、部活動紹介を目的とする1年生へのエールを送る会でもあります。今年度は、感染防止対策をしっかり行い、安全面に十分配慮した上で広い体育館にて実施しました。

 27の部活動の代表が、それぞれの部の特徴や活動状況など、限られた時間内にパフォーマンスしながら1年生に入部のアピールを行いました。臨時休校の影響もあり、準備の時間が十分とれなかったにもかかわらず、どれもしっかりとまとまっていました!

 先輩たちが輝いて見え、「部活動を頑張りたい」と感じた1年生も多かったのではないでしょうか。

会の終了後に、廊下で1年生に感想を聞いてみたところ、「いろんな部活動を知ることができてよかった」「先輩たちが優しそうで安心した」「この学校に入れてよかった」と、嬉しそうに答えてくれました。

 1年生がそう感じる機会を与えてあげられたということが、『白梅の集い』がくれた大きな成果だと思いました…。

 特活部の先生方、各部顧問の先生方、そして何よりも2・3年生の生徒諸君、どうもありがとうございました!!

 

 

◆ 声に想いを乗せて・・・◆

 いよいよ今日から、「通常登校」となりました。今朝は、朝読書の時間を活用して、今まで実施できなかった1年生と2・3年生の『対面式』を、校内放送により行いました。お互いの顔は見えませんが、生徒会役員の司会進行により、女子高校らしい『温かい対面式』となりました…。

校長講話のあと、生徒会長、役員の紹介と、一人一人が心を込めて1年生に語りかけ、1年生代表生徒も緊張しながらも、これからの高校生活に向けた抱負を元気よく語ってくれました。各教室でも、しっかり話を聞いていたとの報告を受けています。

 「話す人が、何を伝えたくて、どのように話すのか、『声に乗せた想い』を、丁寧に、その人の心を読むつもりで、10分間の朝読書の時間を有意義に活用してほしい」と、校長が呼びかけたことに、生徒それぞれが応えてくれたことがとても嬉しかったです…。

 鴻女生は、学校行事に大変熱く一生懸命取り組む「パワフル女子高生」だと聞いています。これからも鴻巣女子高校としてのチーム力・団結力・コミュニケーション能力をさらに高めていってください。

「学校っていいな ♪ 」と思えること、「頑張ろっ ♪ 」と前向きになれることが、皆さん一人一人の『人間力の基礎』につながっていくはずです。ここでの出逢いを大切に、高校生活の一日一日を大切にしながら、生徒の皆さんが、元気に、楽しく学校生活を送ってくれることを、心から願っています…。

            ☆ 頑張ってください・・・ ☆

 

 

◆ 雨と紫陽花と・・・ ◆

紫陽花が雨に映える時期がやってきました。

いつもであれば、期末考査に向けて授業が粛々と進められ、調理実習の美味しい香りがアクセントになる『雨の季節』ですが、今年は、授業が予定通りに進められず、どこの学校でも先生方が知恵を出し合いながら奮闘されているのではないでしょうか…。

私は校長室のドアを開けておくので、休み時間に廊下を通る生徒の何気ない会話が、聞こえてくることがあります。

「学校、少し慣れた?」

「先週は2日だけだったけど、今週は5日全部だね、(中略)忙しいけど、何かさぁ、学校、たのしいよねっ ♪ 」

そんな女子高生の弾んだ会話は、軽やかで爽やかな風のように感じました。

生徒が『学校がたのしい』と思ってくれること、それが先生方にとって一番『嬉しい手応え』かもしれません・・・。

もちろん、私にとっても!   ~ これからも頑張っていきましょう ♪ ♪ ♪ ~

◆ 待ちに待った『学校再開』の日に・・・◆

今日は1年生のみ1時間の時差登校。

緊張した面持ちですが、ワクワクした気持ちを隠せない表情の、可愛らしい1年生が登校しました!4月16日(木)の登校日から、その後予定されていた登校日(4/30)が中止となったため、制服を身に付けるのも久しぶりのですね…。鴻巣女子高校の校舎は、もちろん私も先生方も、皆さんを心待ちにしていましたよ!!

6月4日(木)は2年生、6月5日(金)は3年生と、段階を踏んで各学年とも第1週目は1回ずつ、第2週目は2回ずつ登校日を設けます。また、時差登校で各クラス2つの教室に分散して半日だけ学校での時間を過ごします。

基本的な感染症対策を徹底しながら、通常授業開始予定の6月22日(月)まで、ゆっくりと着実に学校環境に慣れていきましょう。

少しずつ、少しずつ学校が動き始めました・・・。感動と責任の大きさに、気持ちが引き締まります。

◆ 教室の風景より ◆

今日も、各教室を回りました。

生徒のいない教室は、静かすぎるくらいと静まり返っています…。南側にある管理棟から、課題の対応や登校日に向けた打合せに係る先生方の声がうっすらと聞こえてきます…。

各教室の前方の掲示板には、授業時間割や清掃分担表などの手作りの掲示物が綺麗に掲示され、机や椅子もきちっと整頓され、生徒の皆さんが登校するのを優しく待っています。

やっぱり学校は生徒が主人公です・・・。先生方が生徒の登校するのを心待ちにしている光景を見るたび、それを感じます。

生徒の皆さんも、臨時休校の間、いろいろなことを考える時間が増えたことと思います。自分なりにいろんなことを考えていることでしょう。『いのち』のこと、『家族や友だち』のこと、『自分の将来』のことや『これからの社会』や『世界全体』のことまで・・・。

今まで当たり前だと思っていたことが、実はとてもありがたいことなんだと、気付いた人も少なくないと思います。

一日一日を大切に、時間を大切に、自分の人生を大切にしてください・・・。

 

◆若葉が目に映える季節となりました・・・◆

今年の春は、桜も静かに散り、花水木も楚々と咲き、気付くともう若葉が目に映える季節となりました。

春をじっくり味わうことなく5月を迎え、あっという間に月日が流れていきます・・・。

 

生徒の皆さんにとって高校生である今は、『自分自身を見つめる大切な時期』です。

人生の中で『青年期』の前期にあたるこの時期は、日々の学びや友人とのかかわりの中から、そして、生きる基盤である家庭生活の中から、『自分自身とは何か』『どう生きるか』等、真面目に考えられるようになる時期なのです。

そのうちの数ヶ月間がこのような状況に遭遇している今、一日一日をどのように過ごす(過ごした)かは、今後の皆さんの人生において、さらに大きな意味を持つ期間になると考えられます。逆境の時こそ、人生がわかるものです。

 

英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの言葉に、「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。」という言葉があります。

自分の周りに、そして世界に目を向けて、あらためて『生きる』ことを考えてみてください・・・。

        ~ アンテナを高くして、自分自身を見つめてみましょう ♪ ~