校長室だより

校長日誌

白梅の集い

 本日(12日)、新入生の歓迎も兼ねて部活動紹介をする「白梅の集い」が行われました。
 新入生が中学1年、2年のときには、コロナ禍で思うように部活動もできなかったかもしれません。その分を高校生活で取り戻してほしいと思います。

 

 

保育科対面式

 11日(木)には、保育科の新入生と2年生、3年生との対面式がありました。

 2、3年生が、これからの保育科の学習の流れを説明しました。紙芝居では、新入生の一人一人の顔を見ながら演じ、手遊びは、全員を楽しい気持ちにさせるものでした。新入生のみなさんも努力を重ねて先輩たちのように、知識や技術を身に付けて行きましょう。

 最後に、新入生に手作りカードのプレゼントがありました。

 

 

 

第59回 入学式

 4月8日(月)に、本校の第59回入学式を行い、146名が入学しました。

 

 

 

 

 

 

  参考に校長式辞を掲載します。

 式辞

 本校のグランドの桜が満開の今日の佳き日に、PTA会長をはじめ、保護者の皆様方の御臨席を賜り、「令和六年度 埼玉県立鴻巣女子高等学校 第五十九回 入学式」を挙行できますことは、本校関係者にとりまして、大きな喜びでございます。

 ただ今、入学を許可いたしました、一四六名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学を教職員、在校生一同、心から歓迎いたします。

 本校は、昭和四一年三月に鴻巣高校から分離独立して、鴻巣女子高校としてスタートして以来、半世紀以上に渡って、本校の目指す学校像にある「自立した女性の育成」に取り組み、一万三千人あまりの卒業生を輩出し、現在に至っています。 現在、国や県では、女性の社会進出での活躍を期待しており、女性の働きやすい環境へと社会は変わりつつあります。

 そうした社会情勢も踏まえ、入学した皆さんには、社会で活躍できる人材になってほしいと願っております。

 そのために、本校での学校生活を送るにあたって一つお話します。

 昨年十一月の朝日新聞に掲載されたTBS日曜劇場「VIVANT」や「半沢直樹」のドラマを手掛けた福沢克雄監督へのインタビューの記事です。福澤監督は小学生のころからラグビーを始め、高校ではやめようと思っていたそうです。しかし、ラグビーをやっていた証を残こす思いで頑張ったところ、高校日本代表に選ばれ、母親は、大喜びして、ラグビーをやめるにやめられず大学でもつづけることになってしまいます。大学時代は、高校日本代表であったという期待になかなか応えられず、毎日厳しい練習に耐えていたそうです。そうした思いから、卒業後はラグビーから距離を置いて、TBSでドラマ制作のアシスタントディレクタ―の職に就きます。そのアシスタントディレクターの仕事も厳しく、周りの人は次から次に辞めていくような状況であったそうです。しかし、大学のラグビーの練習に比べれば大したことはないという気持ちで仕事を続けることができたと、回想しています。

 この話をとおして私が言いたいのは、福澤監督のような厳しい練習に耐えろということではなく、また、部活動で好成績を取るということでもありません。高校生活で部活動でも生徒会活動でも学校の中で熱中できることに取り組んでほしいということです。三年間やり続ければ、それなりに経験を積め、自信を持つことができるということです。部活では、体力的に厳しいときもあるかもしれません。しかし、そういう時に友達と一緒に乗り越えることで、連帯感、信頼関係など授業の中だけでは養えない人格形成上の成長を期待できます。

 コロナ禍で人間関係づくりが養えていないことから、友達とのトラブルを起こすことや、ちょっと厳しいものからすぐに退いてしまう傾向が強く見受けられます。何事にも安きに流れるのではなく、トラブルの修復、課題や問題に立ち向かえる気力を養ってほしいと思っています。

 福澤監督は、学生時代に頑張り抜いた経験があるからこそ、厳しい仕事にも耐えられ、世間から注目されるドラマを制作できたのだと思います。

 二年後には高校卒業後の進路を決めることになります。進学にしろ就職にしろ、学校推薦という形で進路を決める生徒が大半です。そこで問われるのが、高校生活で何をしてきたか、です。

 高校生活に期待を寄せている新入生の皆さんに式辞をとおして叱咤激励をするものです。ぜひ、本校で有意義な高校生活を送ってほしいと願っています。

 結びに、皆さんの頑張りを本校の教職員は全力でサポートします。保護者の皆様におかれましては、思春期の難しい年ごろとは存じますが、ぜひ、ご家庭でもお子様とのコミュニケーションを大切にしていただき、基本的生活習慣や家庭学習の御指導などに、格別の御協力をお願い申し上げます。鴻巣女子高校での高校生活を思い切り楽しみ、三年後にはお子様が心身ともに大きく成長した姿で、鴻巣女子高校を巣立ってくれることを祈念して、式辞といたします。

  令和六年四月八日

        埼玉県立鴻巣女子高等学校長 小川 剛

第59回卒業証書授与式

 3月13日(水)、本校の第59回卒業証書授与式が挙行されました。

 厳粛ながらも、本校らしい式となりました。

 改めて卒業生にお祝いを申し上げるとともに、ご臨席を賜りました保護者の皆様にもお祝いと御礼を申し上げます。

 式辞を参考までに掲載いたします。

 式辞

 春の兆しが日に日に強く感じられるようになってきた今日の佳き日、本校PTA会長をはじめ、多くの保護者の皆様にご臨席を賜り、こうして「埼玉県立鴻巣女子高等学校 第五十九回卒業証書授与式」を挙行できますことは、本校関係者にとりましても、大きな喜びでございます。ご臨席を賜りました皆様に、厚く御礼申し上げます。

 本校第五十九回卒業となる百三十四名の卒業生の皆さん、卒業誠におめでとうございます。

 卒業生の皆さんの高校時代を振り返ると、新型コロナウイルス感染症によりマスク着用で制限のある高校生活に始まり、楽しい高校生活が送れるのか心配であったと思います。幸い、二年時には学校行事も計画どおりに実施でき、沖縄への修学旅行にも行けました。徐々に制限が緩和され、三年時は入学した当初よりは充実した高校生活を送れたのではないかと推察いたします。

 一方で、今年初めの石川県の能登半島地震では、大きな被害を受け、いまでも避難生活を余儀なくされている方に、この場をお借りしてお見舞い申し上げます。報道によると、中学生が集団避難するなど、普段の生活が一変してしまい、三学期を無事に過ごせたのか心配でなりません。この後の新学期も無事に迎えられることをお祈り申し上げます。

  さて、本校は開校以来、自立した女性の育成を目標に掲げ、社会で活躍できる人材の育成を目指して取り組んでいます。昭和四十一年の開校当初は、昭和の古い考え方が色濃く残っているころで、女性は家庭という風潮がまだ強かったころではないでしょうか。いまでこそ、男女平等や男女共同参画という考え方は社会に浸透し、いろいろな場面で男性と同様に女性が活躍できるようになりました。現在では、少子高齢化社会に突入し、働き手の人材不足の懸念があります。ぜひ、卒業生の皆さんのお力も発揮していただければと思います。

  海外の事例を一つ紹介します。埼玉県では、ジグソー法という協調学習のやり方で主体性を育む学習指導を行っています。卒業生の皆さんも、その勉強方法を授業の中で経験したこともあるかと思います。その学習指導の手法を県の教育委員会がフィリピンの学校にも紹介をするということで、私は、県立総合教育センターに勤めていた平成三十年にその使命を受けフィリピンの学校を訪問する機会をもらいました。訪問した際には、学校以外にも日本でいう文部科学省にも訪問しました。お会いしたフィリピンの文部科学省の副大臣をはじめ職員の七割は女性で、また訪問したどの学校の先生方も七割は女性でした。決して男性が働いていない訳ではなく、女性も社会に貢献するという意識を強く持っているお国柄でした。

  一方で日本ではというと、先ほど、いまでこそ男女平等や男女共同参画は社会に浸透しと申しましたが、まだまだ不十分であると異議を唱えている人もいます。女性学、いまはジェンダー研究というようですが、その研究者である東京大学名誉教授の上野千鶴子先生です。上野先生が、平成三十一年度の東京大学の入学式の式辞の中で、男女で能力的な差はないにもかかわらず、大学進学などでまだまだ男女に隔たりがあること、社会にでれば、もっとあからさまな性差別が横行していることなどを述べています。 それを裏付けるような記事が先週の三月六日に朝日新聞が配信した記事にありました。「男性=仕事」、「女性=家庭」というアンコンシャス・デバイスすなわち「無意識の偏見」を強く持っているかの調査の記事でした。のべ十万人の調査で、そのうち男性の三十%、女性の三十七%が強い偏見を持っている結果だったようです。無意識の偏見は、幼いころから親や周りの人の振る舞いなどを見たりして、知らず知らずのうちに心に刻まれ、本人はそれが差別だと気づかず、態度や行動に現れることがあるようです。

  このような状況から、もしかすると、卒業生の皆さんも社会で働くようになった際に、嫌な思いをされることもあるかもしれません。日本もまだまだこれからです。上野千鶴子先生の言葉をお借りして、「古い価値観に縛られることなく、未知を求めよ」を卒業にあたっての贈る言葉といたします。

  保護者の皆様におかれましては、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。

 本校入学時と比べて心身ともに立派に成長した卒業生の皆さんの姿を、職員一同とても頼もしく思っております。この卒業を機に、さらなる大人としての成長を遂げてくれるものと期待をしております。お子様の在学中、本校教育活動への格別のご支援とご協力をいただきましたことに、改めて衷心より感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。

  結びに、第五十九回卒業生の皆さんが、先行き不透明な社会に向かって果敢にチャレンジして、素晴らしい人生を歩むことを心から祈念申し上げ、式辞といたします。

  令和六年三月十三日

    埼玉県立鴻巣女子高等学校長 小川 剛

くらべてみるゲーム(普通科)

 学年末考査も終わり、テスト返却等の特別時間割となっています。

 本日(11日)、1年普通科の生物基礎、2年普通科の化学基礎では、カードゲームの「くらべてみるゲーム」を行いました。これは、「NHK カガクノミカタ くらべてみるゲーム」を本校の理科の実習教員が手に入れ、本校用にアレンジしたものを行っていました。

 オリジナルでは、動物X役が他の人には何の動物かはわからないように動物カードを選びます。Xと比較する動物を具体に1つあげといて、具体な動物と比較する質問を投げかけ、動物Xは何かを当てるゲームです。

 これを、動物以外にも植物などにもカードを増やし、その分、質問カードも増やしています。比較する質問カードには、「脊椎動物ですか?」とか「ペットとして飼いたいですか?」などで、質問を重ねXに迫るものです。

 一巡してやってみると、生徒は要領を得て、動物X役を交代して取り組んでいました。

 

 

 

じゃがいも植え

 3月7日(木)に、2年1組の保育科では、じゃがいも植えを行いました。

 旧付属幼稚園の花壇に、業務さんに指導してもらい、じゃがいもを植えました。

 保育園や幼稚園では、芋ほり体験を行うところが多くあります。ゆくゆく保育園や幼稚園に勤めたときに、芋を植えることや収穫の経験があったほうが良いと考え、本校の生徒にも経験させています。最近の生徒は、土をいじったことがない生徒が多いです。

 

 

 

ソーシャルスキルトレーニングを行いました

 本日、6時間目のLHRの時間に、1・2年生を対象に、ソーシャルスキルトレーニングを行いました。

 日頃、本校のスクールカウンセラーとしてお世話になっている、石田友美先生に、

「自分の心と体と向き合おう ~ヨガを通じて~」の演題で、ヨガを行う中で、呼吸と整え、自分の気持ちに向き合うことをご指導いただきました。

 コロナ禍でソーシャルディスタンスを求められ、人との接し方、付き合い方、コミュニケーションの取り方ができていないと思われ、友達との付き合いに悩む生徒が多くいます。その悩みから脱却できないでいます。そうした生徒の現状を踏まえ、本日のソーシャルスキルトレーニングの実施となりました。

 生徒の感想を見ると、気持ちを落ち着かせる1つとして経験できたようです。

 

 

集団調理実習(家政科学科)

 午前中の時間に、家政科学科の2年生が集団調理実習を行っていました。

 普段の調理実習では1班の4・5人分くらいの調理ですが、今回の集団調理実習では、大人数分の調理を行う実習となります。クラスを半分に分けて実習しており、もう半分は被服の授業を行っていました。来週は入れ替えて集団調理実習がまたあります。

 メニューを1つ1つ考え、栄養は当然、彩も考えています。私もお呼ばれして、いただきました。おいしくいただくとともに、これだけ手の込んだものは外では食べられないと思いました。

 

保育所実習(保育科)

 保育科3年生は、今日は保育所実習でした。

 鴻巣市立生出塚保育所と鴻巣市立鴻巣保育所で午前中にお世話になりました。

 幼稚園での実習の経験があるとは言え、より幼い子どもの対応に苦労していました。

 

 

 

 

 

 


 

こどものくに 解体

 3学期が始まりました。3年生は、1月末に学年末考査があり、2月から家庭研修に入ります。登校するのもあと僅かです。そうした中、保育科の3年生は、文化祭に向けて作り上げた「こどものくに」を解体していました。

 来年度に2年生が3年生になったときに新たにこどものくにを作るので、環境を整えるためです。夏の暑い中で一生懸命に作り上げた思いに耽りながら、作業をしていました。