校長室だより

3年間の思いを重ねて

「-森の匂いがした。
 静かで、あたたかな、深さを含んだ音。
 そういう音がピアノから零れてくる…
 音の連れてくる景色がはっきりと浮かぶ・・・」

これは、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」の一節です。
調律師の物語ですが、読んでいると素敵なピアノの音が聞こえてくるようです。
澄んだ森の中で、丁寧に音が紡がれていくような、やさしい豊かな気持ちになる本でした。

さて、今日は保育科3年生によるピアノの発表会が行われました。
3年間ピアノの授業で練習を重ねてきた成果を
1・2年生そして保護者の皆さんの前で発表します。
入学してからピアノを始めた生徒も、ベテランの生徒も、立派に曲を披露してくれました。
ピアノの音色に3年間の思いが重なって会場に響く、感動の発表会となりました。