鴻女日誌

2021年6月の記事一覧

芸術鑑賞会を実施しました。

 6月22日(火)に、クレアこうのす文化センターにて芸術鑑賞会を行いました。全校生徒で、劇団銅鑼さんによる演劇『いのちの花』を観劇しました。青森の農業高校の5人の女子高校生たちが、保健所で殺処分されゴミとして捨てられるばずだった動物の骨を、砕いて肥料にして、生きたかったであろう命を花として再生させる「いのちの花プロジェクト」を立ち上げた実話を舞台化したものです。

  農業高校での授業の一場面では、愛情をもって育てた鶏を捌き調理をして頂くシーンがあり、「“いただきます”と“ごちそうさま”の本当の意味を知りました」という生徒の感想がとても多かったです。

 命という壮大な問題を前に、悩み葛藤しながらも仲間と共に行動する姿は清々しく感動的でした。決して背伸びをしなくても、等身大の自分たちにできることを、できる方法で取り組むことで社会を変える力になるのだと感じました。自分という立場でも何か出来ることがあるはず。諦めないでその方法を見つけていきたいものです。

 最後に、コロナ禍の厳しい状況にもかかわらず、本校のために、最高のパフォーマンスで素晴らしい公演をしていただいた劇団銅鑼さんに感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

  

   【劇団銅鑼さんから色紙をいただきました】     【公演のあらすじ(パンフレット)】

保育実習を行いました

 6月9日(水)に保育科3年生が英和幼稚園、エンゼル幼稚園、鴻巣幼稚園の3つの幼稚園で、今年度1回目の保育実習を行いました。

 昨年は、休校期間のため2学期からの保育実習となりましたが、今年は、例年通り、6月から実施できることになりました。生徒は、絵本の読み聞かせや手遊びなどを子どもたちと一緒に行い、保育実習でなければ経験できない貴重な学びの機会をいただきました。保育実習を受け入れていただいている幼稚園の先生方、子どもたち、子どもたちの保護者の皆さんへの感謝を忘れずに、精一杯学ばせていただきたいと思います。