校長室だより

2015年7月の記事一覧

夏の挑戦Ⅲ

今日も体育館から元気なかけ声が聞こえます。
運動部の生徒たちも、それぞれの目標に向かって挑戦する夏休み。
うれしいことに卒業生も指導に来てくれています。
そして、今日から3日間は隣の鴻巣東小学校での学習支援もはじまりました。
スタッフの生徒たちは、マンツーマンで小学生の算数の指導を行います。
はじめての「先生」にとまどいながらも、最後は笑顔でやさしく教えることができたようです。
教えることの難しさと楽しさを体験することができたのではないでしょうか。
この夏、様々なことに挑戦する生徒たち。
熱い夏はまだまだ続きます。

夏の一冊

-同じ釜の飯を食う-  先日、図書館で目についた本に出てきたことわざ。
生活を共にしたり、同じ職場などで苦労を分かち合った親しい仲間などのたとえで使われます。
学生時代や若い頃を振り返ると、そんな仲間がたくさんいたように思います。
部活動やサークルなど、一緒に悩み、一緒に苦労しながら成長しあえる仲間。
若いからこそ、一緒に無理もできたように思います。

この本は、須藤靖貴さんの「3年7組食物調理科」という本で、
埼玉の県立高校の食物調理科がモデルになっています。
専門学科の中で苦労しながらも、担任の先生のあたたかくも厳しい指導により、
食物調理科の生徒たちが成長していく様子が描かれています。
この夏、生徒たちに読んでほしい一冊です。

夏の挑戦Ⅱ

本校の家庭科教諭 須田先生が、幼児教育の専門家としてブラジルに派遣されたことについては、以前お知らせしました。
私は、縁あって5回もブラジル派遣に参加しましたが、はじめてのブラジルは、きっと大変だったのではないかと思います。
飛行機での移動だけでも2日間もかかりますから。
文化や言語の違いの中での毎日は、まさに夏の挑戦です。
現地では、ペープサートを演じたり、折り紙のワークショップをするなど活躍してくれたことと思います。
きっと子供たちも目を輝かせて「おおきなかぶ」のペープサートを楽しんでくれたことでしょう。
本校の生徒たちのプレゼントも、ブラジルの皆さんに喜ばれたことと思います。
いよいよ本日、たくさんの思い出をもって帰国の予定です。

自身の目で

今日と明日の2日間、熊谷の八木橋百貨店において「北部地区進学フェア」が行われています。
この暑さの中、多くの中学生や保護者の方にお越しいただきました。
県の北部地区には、特色のある学校がたくさんあります。
普通科、総合学科、専門学科、全日制、定時制、
専門学科には、農業・工業・商業そして本校のように家庭に関する学科などがあります。
せっくの機会ですから、いろいろな学校の説明を聞き、興味を持ったら
皆さん自身の目で確かめてほしいと思います。

先日の彩の国進学フェアでもそうでしたが、お母さんやお姉ちゃんが本校の卒業生
という中学生も多くいらしてくれました。とてもうれしく思います。
本校でも、この夏休みから冬にかけて体験入学や説明会等を計画しています。
ぜひ、直接学校にいらしていただき、皆さん自身の目で本校の良さを確認してください。
今年から、スタッフとして本校の生徒も参加します。

お楽しみに

保育実習室では、保育科の3年生が文化祭の準備をしていました。
毎年、保育科の3年生は、文化祭で「こどものくに」を行っています。
(詳しくは、昨年度の保育科通信等をご覧ください。)
毎年、工夫を凝らして壁面構成や遊びのブースを手作りします。
もちろん、各遊びのコーナーでプレゼントされるお土産も手作りです。
生徒たちは、牛乳パックやお菓子の空き箱を活用し、楽しく遊べる「おもちゃ」を作成していました。
どんな「おもちゃ」ができあがるのかは、お楽しみ! とのこと。
子供だけでなく、大人も楽しむことのできる たのしい世界「こどものくに」。
今からとてもワクワクします。
 
 
 山積みされた牛乳パック どんなおもちゃになるのでしょう?

夏の挑戦

この夏、様々なことに挑戦している生徒たちの様子を紹介します。

先日、普通科1年生の希望者を対象に家庭科技術検定試験(調理)が実施されました。
これまで、普通科では3年生フードデザイン選択の生徒が検定に挑戦していましたが、今年は、普通科1年生も希望者を対象に検定試験を実施することとしました。
生徒たちは、緊張する中、積極的に実技試験に取り組んでいたようです。

この検定には、調理・洋裁・和裁の3種目があり、家政科学科ではこの3種目すべての1級合格を目指しています。
すべての種目で1級を取得すると「三冠王」としてさらに表彰されることになります。
昨年度は、33名(41名中)が三冠王を取得し大きな成果をあげました。

本校では、家庭科技術検定の他、各種資格取得を目指して頑張る生徒たちを応援しています。

手作りの浴衣

梅雨が明け、各地で夏祭りがはじまりました。お祭りや花火といえば浴衣。
浴衣はもともとは人前で着るものではなかったそうです。
湯帷子(ゆかたびら)と言って、江戸時代以前の人たちは、単(ひとえ)の着物を着て蒸し風呂に入っていたそうです。
この湯帷子が略されて浴衣になったと言われています。
その後、江戸時代には、入浴後に木綿の浴衣を着てくつろぐようになり、
今では、ファッションとして皆さん浴衣を楽しむようになりました。

本校の家政科学科では、被服の授業で浴衣や長着も製作しています。
調理と被服の両方を学ぶことができること、
そして被服では和裁も洋裁も学ぶことができるのも本校の特色の一つです。

研修旅行

昨日は、PTA研修旅行に行ってきました。
今年は水上方面。月夜野ビードロパークでサンドブラスト作成を体験しました。
月夜野は、平安時代に京の歌人である源順がこの地に来た時に、三峰山から昇る月を見て
「きれいな月よの-」と感動して歌を詠んだことに由来していると言われるそうです。
サンドブラストは、砂を吹き付けるという意味。
コップにあらかじめデザインシールを貼っておき、そこに細かな砂を吹き付けます。すると、曇りガラスになるのですが、シールを貼った部分だけが、透明ガラスとなり、素敵な作品ができあがりました。

完成した作品は、バスの中で回収。9月の文化祭で展示されるそうです。
きっとすばらしい作品が並ぶことと思います。
昼食の「いろり献残焼き」もおいしくいただき、帰りは道の駅でお買い物。
PTAや後援会の皆様との親睦も深まり、心もお腹も満足の一日でした。
文化委員の皆さん、本当にお世話になりありがとうございました。

伝統文化

本校の玄関には、華道部の「いけばな」が飾られています。
今回も外部講師の先生のご指導のもと、すばらしい作品を飾ってくれました。
かわいい向日葵を生けた夏らしい作品です。
向日葵の明るさとまっすぐに伸びる力強さを感じる作品。観ていると不思議と元気になりました。
毎回すてきな作品に、元気になったり、心が和んだりしています。
すばらしい伝統文化の一つ。生徒たちにはぜひ大切にしてほしと感じました。
 
 
 

海を越え

18日の土曜日、ブラジル派遣団の見送りに成田に行ってきました。
今回の埼玉からの派遣団は8名。その中に本校の須田教諭もいます。
幼児教育の専門家として、現地でペープサートや折り紙などの研修を実施する予定。
たくさんの荷物の中に、本校の生徒たちが心を込めて作成したお土産も入っています。
海を越え、無事に届きますように。
そして、須田先生が無事に帰国し、生徒たちにたくさんのお土産話をしてくれることを楽しみにしています。

その後、スーパーアリーナの進学フェアに行きました。
大勢の中学生と保護者の方々・・・本校の説明はいかがだったでしょうか?
フェアでの説明はほんの一部。
実際に学校に行き、自分でしっかり観たり、聞いたり、体験することが大切です。
本校でも、部活体験、専門学科体験、その他説明会等をたくさん用意しています。
ぜひ、多くの方に参加していただき、本校の良さを実感してもらいたいと思います。