校長室だより

2016年2月の記事一覧

未来の社会

先日、日本の福祉現場力を高める研究大会が日比谷公会堂で開催されました。
大会の中で「高校生作文コンテスト表彰式」が行われ、本校3年生納見佳奈さんが表彰されました。
「私たちにできること」と題し、高齢化の進む社会の中で
自分たちにできることを綴ったすばらしい作品です。

超高齢化とも言われるほど、高齢者の割合が増え続ける日本。
高齢者の方が望まれるその方らしい生活を送ることができる社会
高齢者の方が生き生きと生活できる社会
そんな社会の創造が早急に望まれます。
まずは、私たちにできることを一歩ずつ始めることが大切なのではないでしょうか。
そしてぜひ、未来の社会を担う高校生にも
積極的に福祉に興味関心をもってほしいと思います。

雪のち晴れ

今朝は、雪景色。
雪をまとった梅もまた風流です。
気温が上がるにつれ、紅梅が少しずつ顔を出し、雪と紅梅そして青空のコントラストが最高に素敵です。
お互いの色を邪魔することなく、逆に引き立て、
幻想的な世界をつくってくれています。

私たちも同じかもしれません。
互いに支え合い、互いに良いところを発揮し、
互いに成長し続けることが大切なのだと、そんなことを教えてくれる、雪のち晴れの一日です。

校内は、学年末テスト2日目。
「今までで一番頑張ったら、予想以上にできました!」と笑顔一杯の生徒。
ここにも紅梅の花が咲いたような気がしました。

春はもうすぐ

ここのところ急にあたたかくなったり、厳しい寒さがもどったりと
体調管理が難しい日々が続いています。
いよいよ高校入試が間近になってきました。
受験生は風邪などひかないように、しっかり栄養をとり体調管理に気をつけることが大切です。
いろいろと不安になっている受験生も多いかと思います。
でも、安心してください。
不安なのは自分だけではありません。どの受験生も一緒です。
大丈夫・・・自分の力を十分に発揮すれば大丈夫。

そして在校生は、今日から学年末考査が始まりました。
受験生も在校生も最後まであきらめることなく、自分の力を信じて頑張りましょう。
あたたかい春はもうすぐです。

びっくりひな祭り

鴻巣市は雛人形の街。
現在鴻巣市では、「びっくりひな祭り」を開催中です。
メイン会場のエルミこうのす、ひなの里特別展、花久の里ひな祭り、
クレアこうのすひな祭りなど、市内各所で趣向をこらした「ひな祭り」を実施しているそうです。
本校も3月5日に楽しいイベントを企画しています。
【会場と時間】
 エルミこうのす  折り紙体験
            11:30~ 箏曲部の演奏
 ひなの里     12:00~15:00 茶道部お茶会

エルミこうのすでは、日本一高いピラミッドのひな壇が飾られているそうです。
本校生徒のおもてなしと一緒に、たくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。

優しい気持ちに

先ほど、校門で陶板を大切そうに抱えている生徒に出会いました。
書道の授業での作品だそうです。
陶板に書かれていたのは「優」。
やわらかであたたかい文字で書かれた作品に、とても心引かれてしまいました。
少しの期間、校長室に貸してほしいとお願いをしました。
眺めていると優しい気持ちになれそうです。

さて、先週土曜日に越谷レイクタウンでの販売会に行ってきました。
本校の生徒たちも明るく爽やかに販売をしていて、多くのお客様にご購入いただいたそうです。
とてもおいしいクッキーとフィナンシェ。
日本はもちろん、台湾でも好まれそうなスイーツに仕上がっています。

ほっこり箱

今日も家政科学科2年生による集団調理が行われました。
今日のメニューは~鴻女ほっこり箱 天神の地に咲く和の花~
50周年を記念した春を感じるおもてなしのお弁当です。
料理はもちろんのこと、招待状・お品書き・料理の解説まで、心のこもったおもてなし。
お腹も心もほっこり幸せな気分いっぱいになる昼食でした。

心のこもった料理は、人を幸せな気分にさせてくれます。
栄養バランスの整った料理は、人を元気にさせてくれます。
外食やかたよった食事が増えてきている現在、
心と身体の栄養をたっぷりとれる手料理を大切にしたいですね。

さて、今日から願書受付が始まっています。
受験生の皆さん、どうぞ風邪などひかないように、ラストスパート頑張ってください。
春はそこまでやってきています…

咲き誇る

青空の下、白梅が咲き誇り、すがすがしい日となりました。
時折吹いてくる風に、花びらがひらひら舞う様子は何ともいえません。

さて、昨日は予餞会出演団体の発表の様子をお伝えしましたが、
予餞会を実施するにあたっては、生徒会役員と文化委員の生徒たちが、
早くから準備に取り組んでくれました。
体育館内の装飾や看板の作成、生徒会企画では旧職員からのメッセージもあり、
あたたかい企画に3年生も感動したことと思います。
最後の職員による合唱は、「旅立ちの歌」。
私も急きょ参加しましたが、
久しぶりの混声合唱に歌っている私自身も感動してしまいました。

  

努力を讃えて

今日は予餞会(3年生を送る会)が行われています。
午前中は、演劇部、合唱部、箏曲部、吹奏楽部、人形劇部、チアダンス部の発表。
さらに、3年生創作ダンスの発表もあり、とても盛り上がっています。
やはり、3学年そろった学校は活気があります。
どの発表も先輩への思いのこもったものばかりで、胸が熱くなります。
これまでお世話になった先輩たちに楽しんでもらおうと、工夫された手作りの予選会。
ここにも本校の良い伝統が引き継がれています。
午後は、ギター部や生徒会企画、職員による発表も予定されており、
ますます盛り上がることでしょう。

さて、この春から韓国の大学に進学が決まった3年生がいます。
卒業式前に韓国へ旅発つため、残念なことに卒業式には出席できないとのこと。
そこで、先ほど3年間頑張ったことを讃えて表彰式を校長室で行いました。
大学では、語学や心理学などを勉強したいととても意欲的です。
国際社会で活躍できる立派な女性になることを心から願っています。

「なっつんごー」

先ほど、「実践的職業教育グローバル事業」の報告会に行ってきました。
県内の専門高校と企業が連携し、商品開発に取り組んだ報告会です。
国内での連携は4チーム。
スイーツから夜行バスのデザインまで素晴らしい成果の発表がありました。

本校の生徒たちは、大宮商業・川越工業・杉戸農業そして台湾の高校生と連携し、
三州製菓さんの御協力のもと、スイーツの開発に取り組みました。
すでに台湾で販売会を実施し、大きな成果をあげています。

そして、いよいよ今週末20日(土)に越谷のレイクタウンで販売会が行われる予定です。
ザクザクのクッキーとフィナンシェ の名前は、
「なっつんごー」と「うめんしぇ」です。

 

梅と和裁

今朝、校門を入ると一面の花びらの絨毯。
白梅の花びらが風に散り、絨毯のように広がっていてとても幻想的でした。
教頭時代に勤務していた学校では、桜の時期に、同じような光景をみて感動したことを思い出しました。
その時は薄いピンクの絨毯でした。
川沿いの桜並木と菜の花のコントラストも素晴らしく、忘れられない光景です。
日本の四季は美しいとしみじみ感じる朝でした。

さて、先ほど家政科学科1年生の「ファッション造形基礎」で、研究授業が行われました。
題材は「和服の構成」で、ひとえ長着の構成を理解する授業です。
来年は、浴衣の製作に取り組む生徒たち。
1年の最後は、ミニチュアの模型をつくりながらその構成について理解し、次年度につなげます。

本校で取り組んでいる和裁もすばらしい日本の伝統です。
グローバル化が進む現代だからこそ、大切にしていきたい日本の文化です。