校長室だより

2016年3月の記事一覧

満員電車から

今日は出張のため鴻巣駅から電車にのりました。
電車は満員。春休みのためか、子どもを連れたお母さんがたくさん乗っていました。
駅に着くたびに人は増え、大人でも憂鬱な狭い車内。
小さな子どもたちは、狭い車内ではなかなかおとなしくできません。
そんな様子を察した若い女性が席をたち、どうぞと席を譲りました。
つられるように隣の女性たちも。
そして最後は若いサラリーマンまで、ちょっと照れながら、席をたちました。
丁寧にお礼を言いながらほっとする親子連れ。
車内はなんだか温かな雰囲気となりました。

車窓から見る淡いピンクの桜が、一層素敵に見える満員電車でした。

ころころころ

昨日、司書の先生が図書貸出数等の資料を持ってきてくれました。
過去20年間にわたるデータ資料です。
年々増える貸出数をみて、とても嬉しく思います。

本校は保育科があることから、絵本もたくさんあります。
私の好きな絵本の中で、この時期に読みたくなる本が、元永定正さんの「ころころころ」です。
とてもシンプルで子どもたちも大好きな絵本。
いろいろな色の小さな玉が、ころころ転がります。
平らな道だけでなく、階段をのぼったり、坂道をころがったり、
ある時は、でこぼこ道をなんとか進み、嵐の中で吹き飛ばされることも…
それでもいろいろな色をした玉は、終点までころがっていくといったお話です。

どんな道も健気に転がるかわいらしい色玉からは、強ささえ感じます。
どんな道でも大丈夫、ゆっくり進めばいいのだと教えてくれているようです。

ビタミン

読書は心のビタミンと言われます。
図書館に行くと、本に囲まれてワクワク幸せな気分になります。
今年度は、なかなか時間がなく、多くの本を読むことができませんでしたが、
時々、図書館で栄養補給しています。
時間がないというのは、言い訳ですね。
来年度はもっと積極的に本を読みたいと思っています。

生徒たちにも多くの本に触れてほしいと、
今年度図書館で借りて読んだ本の中から、「校長室より」として紹介してきました。
不定期で20冊しか紹介できませんでしたが、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

春の心

今日から春休みです。
空は快晴、校内の花々が色とりどりの花を咲かせ、清々しい日です。

卒業式もそうですが、希望の季節のこの時期は、お別れの時期でもあります。
3月の末は、毎年複雑な思いで過ごします。
ですから、ほんの短いこの期間だけは、あまり好きにはなれません。
桜も開花し、素晴らしい季節が始まるのに、
まだ今年度の思いとお別れの寂しさの方が大きいからなのでしょう。

こんな時だからこそ、あたたかな「春の心」で過ごしていきたいと思います。
校長室のランもたくさん花を咲かせています。

 

いつでもどこでも誰とでも

終業式が終わりました。
この一年間、大きな事故等もなく無事に終了できることを、本当に嬉しく思います。
3年生のいない体育館は少し寂しいですが、
1,2年生の立派な態度に安心しました。

挨拶をすることは当たり前のこと。これまで小学校でも中学校でも本校に入学してからも
言われ続けていることだと思います。
当たり前のことですが、私たちは本当にきちんとできているのでしょうか?
ここで、あらためて振り返り、新年度はもっと大切にしていきたいと考え、
あえて今回話をしました。
簡単なことですが、社会生活ではとても重要なことであり、
これからのグローバル社会では、一層大切にしていかなければならないことだと強く思います。

声を出して笑顔で挨拶をすると、自分自身も元気になります。
いつでもどこでも誰とでも、明るい挨拶ができるように努力したいものです。

旅立ちの日にⅡ

今日は午前中、東小学校の卒業証書授与式に出席させていただきました。
小学生と言っても特に6年生はしっかりしていて、とても立派な式典でした。
以前、運動会で拝見した時の様子から、さらに大きく成長したように思います。
一方、在校生特に1年生のかわいらしいこと。
小さな1年生が、一生懸命に参加している姿は、ほほえましいものです。
大きな6年生と小さな1年生。
小学校での6年間、子どもたちは心も身体も大きく成長するのだと実感しました。

子どもたち全員による「別れの言葉」や歌は、とても感動的でした。
これから進む道は、平坦な道ばかりではないかもしれません。
でも、これまで小学校で学んだ多くのことを大切にしながら、
夢と希望を胸に大きく羽ばたいてほしいと思います。

歓声

球技大会2日目の体育館からは、大きな歓声が聞こえてきます。
落ち着いて仕事もできず、教員チームのユニフォームを着て応援に行きました。
勝ち進んできたチーム同士の対戦は迫力があり、応援にもつい力が入ってしまいます。
熱戦の最後は、バスケット優勝チームと教員チームの対決。
両者とも手を抜かず、真剣そのもの。
シュートが決まるごとに、体育館内が盛り上がります。
生徒も先生も、選手も応援団も一つになれた時間でした。

何事も思い切り取り組むと本当におもしろい。
そんなことを感じさせてくれる2日間。
4月からの生徒たちの活躍が期待できる大会となりました。

団結力

体育館では、球技大会が行われています。
先ほどまで、私も先生方とお揃いのユニフォームを着て応援してきました。
3年生のいない体育館は少し寂しいのですが、
2年生にもすっかり貫禄が出て頼もしいです。
円陣を組んで気合いを入れる生徒たち。
生徒たちの元気な声を聞いていると、こちらまで元気になってきます。
どのクラスも団結力を発揮し、思い切りプレーしてほしいと思います。

今年度も来週の3日間を残すのみとなりました。
来週の火曜日と2日間の球技大会、充実した大会となることを期待しています。

希望の季節

本日は、午後から入学候補者説明会が予定されています。
気温も上がり、晴天の今日は春本番。
校門の近くで部活動の勧誘をする在校生の声が響いています。
今日のお天気のように生徒たちの声も爽やか。
もちろん、入試を乗り越え今日の日を迎えた中学生も、爽やかな笑顔です。

春の日差しをたっぷり浴びて、草木も生き生きと輝き、
室内にいるのがもったいない穏やかな日となりました。

いよいよ、希望の季節が始まります。

日頃から

今日は、3・4時間目に進路行事が行われました。
1・2年生対象の今年度最後の進路行事です。
マナー指導や卒業生の進路状況等に関する指導。
マナー指導では、服装や身だしなみのこと、あいさつ、言葉遣いのことなど、
専門の講師の先生に丁寧にご指導いただきました。
挨拶の練習の様子を見学しましたが、はじめは恥ずかしそうにしていた生徒も
最後はとても美しいお辞儀ができるようになりました。

何気なくしている挨拶も、声の出し方やお辞儀の仕方で、
印象がずいぶん変わることがよくわかります。
姿勢もとても重要なポイントです。
挨拶も姿勢も日頃から気をつけることが大切なのだと思います。