2016年4月の記事一覧

昼休みや放課後を活用し、生徒たちは委員会活動を積極的に行っています。
本校は、女子校ですので何でも自分たちでやるしかありません。
遠慮することなく、頑張ることができます。
そして、それができるのも本校ならではの特色です。
各委員会の仕事を責任をもって果たしてほしいと思います。

６時限目は、３年生を対象にした卒業生懇談会が行われました。
それぞれの道で活躍している卒業生。
現在の状況や３年生へのアドバイスをしっかり語ってくれました。
充実した日々を送っている様子がよくわかります。
卒業生からのアドバイスは、３年生にとってとても貴重なもの。
社会は甘くないこと、目標に向かってあきらめないこと、充実した高校生活を送ること…
卒業生からのあたたかいエールです。

３年生には、しっかり進路について考え、準備を進めてほしいと思います。

４月も末となり、連休が近づいてきました。
連休中にお出かけ予定の方も多いと思います。
県立さきたま史跡の博物館では、さきたま古代体験「古代人に変身」を開催予定です。
古墳時代の人々の衣装を身につけ、記念撮影ができる体験です。
当時の甲冑や、飛鳥時代の古墳の壁画のような色鮮やかな衣装。
古墳をバックに写真を撮ると、タイムスリップしたような気分になるかもしれません。

今年も本校の生徒たちが、ボランティアで古代人の着付けのお手伝いをしています。
史跡の博物館もすばらしい施設ですので、
多くの方にいらしていただきたいと思います。

開催日…４月３０日（土）と５月３日（火）　
時間等の詳細はさきたま史跡の博物館のＨＰをご覧ください。

熊本地方の地震では、連日大きな被害が報告されています。
学校も避難所となったり、建物が被害にあっているなど休校が続いているとのこと。
連日の報道に本当に心が痛みます。

本校の生徒会の生徒たちは、自分たちにできることとして
昨日から募金活動を始めました。
毎朝、校門で生徒や職員に募金を呼びかけています。
少しでも早い復興を願って…
生徒たちの気持ちのこもった自主的な活動を教職員も応援していきたいと思います。

校内の緑が鮮やかになり、ツツジの花も咲きはじめました。
日に日に伸びる茎や芽。校長室のガーベラも勢いよく花を咲かせています。
生えたばかりのやわらかい草などを和草（にこぐさ）と呼ぶそうです。
「和し（にこし）」や「柔し（にこし）」は、やわらかい、荒々しくない、穏やかである　という意味です。
まさに、にっこり微笑んでしまいそうな季節です。

この頃は、大人も子どもも忙しくなり、
ゆっくり草木を眺める時間も少なくなってきてしまったように思います。
本当は、忙しい時にこそ、和草を眺めてにっこりする余裕が必要かもしれません。

今日は、離任式が行われました。
離任された先生方には、お忙しい中、お越しいただきありがとうございました。
離任式では、あたたかいそして心に響くお話をいただきました。
今日の言葉は、しっかりと生徒たちの心に刻まれたはずです。

先生方と会えることを楽しみに待っていた生徒たち。
生徒たちの目が輝いていて、私まで胸がいっぱいになりました。
お世話になった先生方の本校への思いをしっかり受け継ぎ、　
より良い学校を目指していきたいと思います。
離任された先生方の御活躍を心からお祈りします。

４月も後半になりました。１年生は本校での生活に慣れたでしょうか？
今日は、午後から１年生対象の進路講演会が行われています。

本校では、オリジナルの進路の手引きを作成し、計画的に進路行事を進めています。
進路に対する意識を高めるため、１年生の早い時期から取り組む進路学習。
全員の進路決定に向け、一人ひとり丁寧な指導をしています。

昨年度の現役進路決定率は、９８．８％でした。
ぜひ、３年間しっかり進路について考え、取り組み、自分の道を切り拓いてほしいと思います。
そして、３年生は「逃げない・投げない・あきらめない」の気持ちで、
進路の手引きを有効的に活用し、目標に向かい勇気をもって頑張りましょう。

昼休みにバドミントン部の生徒たちが、先日の大会の報告に来てくれました。
普通科３年部長の加藤さんをはじめ、笑顔の９名の生徒たち。
一人一人に大会にかける思いを語ってもらいました。
これまで努力してきたことを大いに発揮したい。
先輩と出る最後の大会なのでぜひ頑張りたい。
先輩が県大会に出られるよう自分も努力したい…

先輩と後輩が互いに思いやり、チームワークの良さが伝わってきました。
勢いにのり、これからの大会もぜひ頑張ってほしいと思います。
メンバーには、一人ずつ努力を讃えるカードを渡しました。
お守りのかわりになるでしょうか…

昨日、北部大会でのバドミントン部の活躍について報告がありました。
顧問の先生によると、これまで負けていた相手に初めて勝ち、
その勢いで頑張って県大会への出場が決定したとのことです。
とてもうれしい報告です。

自分のもてるすべてを注ぎ込めば、
与えたもの以上の見返りがあるものだ。

サン＝テグジュペリの言葉です。
自分の持つ力はどのくらいか。そんなことに悩む前に、すべてを打ち込んでみること。
自分にはできないと思っていることでも、やってみなければわかりません。
すべてを注ぎ込むと、予想以上の結果が手に入るかもしれません。
そして、その結果が、さらに大きな成長につながるのではないでしょうか。
可能性のある生徒たちにエールをおくりたいと思います。

また、大きな震災が起こってしまいました。
連日報道される被害の大きさに心痛むばかりです。
熊本には、昨年技術検定の大会で伺いました。
会場から見える立派な熊本城に圧倒されたことを覚えています。
その熊本城も大きな被害を受けてしまいました・・・

避難生活で大変な思いをされている方々。
余震が続き不安な毎日だと思います。
食料や水も足りない避難所もあるとのことで、とにかく早い対応をと願う日々です。

自然災害の恐ろしさを改めて実感しています。
私たちは、自分たちにできることを今一度しっかり考えなければなりません。
被災地の一日も早い復興を心から願っています。

先日から朝読書が始まりました。
今、私が手にしている本は、「倒れるときは前のめり」。
３月末に司書の先生に薦めらた有川浩さんのエッセイ本です。
この本は、有川さんがデビュー前から現在まで各誌に寄稿されたエッセイがまとまっています。
有川さんは、「図書館戦争」や「県庁おもてなし課」など話題作の多くが映画化されている作家です。
昨年、図書館だよりの「こだち」にはじめて私が紹介したのも、
たしか有川さんの「阪急電車」だったと思います。
エッセイもおもしろいのですが、この題名も興味を引きます。
坂本龍馬さんが好んで引用していたという説もあるようですし、司馬遼太郎さんの創作という説もあるようです。

授業前の朝読書。
落ち着いて１日を始めるためにも貴重な時間です。
短い時間を大切に活用し、豊かな心を育んでほしいと願います。