校長室だより

2016年6月の記事一覧

幸せな気持ち

先日の校長会で、志賀教育委員さんから「赤ちゃんふれあい事業」に関する
ご講義をいただきました。
私たち人間は、赤ちゃんと触れ合うと、男女関係なくオキシトシンが分泌され、
とても幸せな気持ちになることが科学的に証明されているそうです。
なるほど、赤ちゃんは、見ているだけでも笑顔になり、幸せな気持ちになってきます。

今回体験した生徒たちも、みな素敵な笑顔でした。
生徒たちの感想の一部です。
〇赤ちゃんの世話は考えていたより大変で、自分の親にも感謝しなければと思いました。
〇「赤ちゃんの笑顔がかわいいから大変なこともできる」と言っていたお母さんは
本当にすごいと思います。
〇今回の経験をとおして、子どもと触れ合う仕事に就きたいと強く思いました。

私も久しぶりに赤ちゃんを抱っこして、少し若返った気分です。

たくさんの協力

これまでもお伝えしているように、本校の家政科学科3年生は、
毎年文化祭でファッションショーを行っています。
すでに今年もその準備がはじまっているのですが、
今日は、ウオーキングのプロの方による出前授業。
舞台の上で、どのように歩いたら美しく効果的なのか、
実際に動きながら、一人一人丁寧に御指導いただいています。

ついこの間、先生方に御指導いただいたばかりのような気がしますが、
あっという間に一年が経ってしまいました。
今年は、どんなファッションショーになるのかとても楽しみです。

昨日実施した普通科の赤ちゃんとのふれあいに引き続き、
今日はウオーキングの授業。
本校は、地域やその道のプロの方々によるたくさんの御協力をいただきながら、
それぞれの学科が充実した授業を実施しています。

小さな手から

保育実習棟に響く、子供たちの声。
今日は、3年生普通科の選択「子どもの発達と保育」の授業で、
赤ちゃんふれあい体験が行われました。
13組の親子と5名の家庭教育アドバイザーさんをお迎えして実施した特別授業です。
5つのグループに分かれた生徒たちは、赤ちゃんをだっこしたり、絵本を読んだり、
直接お母さんから、おむつ替えやだっこの仕方なども教えてもらうことができました。

赤ちゃんをだっこした時、ニコニコわらってくれた時、泣いてしまった時、
あの小さな小さな手から、命の重さを感じることができたでしょうか?
絵本を読んでいる時、折り紙を折っている時、手遊びをしている時、
キラキラ輝く目から、命の大切さを感じることができたでしょうか?

生徒たちにとって、とても貴重な体験となりました。
御協力いただきました、たくさんの方々、
家庭教育アドバイザーさん、お母さんと赤ちゃん、本当にありがとうございました。

ドキドキとニコニコ

今日は、第一回の学校説明会が開催されています。
朝から、アドミッションスタッフの生徒たちが準備をしてくれました。
一年生のアドミの生徒たちは、ドキドキとても緊張している様子。
昨年は、参加する立場だったのに、今年は説明をする立場で参加しています。
うまく話すことができなかったところもあるかもしれませんが、
それも経験です。
本校では、生徒一人一人の活躍の場をたくさん設けています。
少し失敗してしまったとしても、それは大きく成長するためのプロセス。

「もっともっと本校の良いところを中学生に伝えたいです!」
生徒スタッフたちは、ニコニコ笑顔で言ってくれました。
自主的にスタッフとして参加し、頑張ってくれた一日です。

今日はたくさんの中学生と保護者の皆様に御参加いただきました。
本校の魅力を御理解いただくことができたでしょうか?
ぜひ、次回もお会いできることを楽しみにしています。

魅力発信

今年度は、学校説明会を例年より一ヶ月早くはじめることにしました。
本校の魅力を少しでも早く、そしてたくさん発信したいと考えています。

明日は、第1回の学校説明会が予定されています。
すでに多くの中学生にお申し込みいただき、少し驚きました。
早くから進路について積極的に考えている中学生が多いことを知り、
感心しています。
高校選択は、自分自身でその学校に行き、自分の目や耳で確かめることが大切です。
県立高校は、どの学校もそれぞれ特色のある教育活動を展開しています。
ですから、その学校が本当に自分の行きたい学校なのか、自分にあっている学校なのか
しっかり確かめることが大切なのではないでしょうか。

そのためには、何度も学校に足を運んでほしいと思います。
一回の説明会では、見えないこと、わからないことが、見えてくるはずですから。
明日、たくさんの中学生に会えることを、
そして本校アドミッションスタッフの活躍を 楽しみにしています。

毎日がはじまり

先日、素敵な絵本をいただきました。
歌手のボブ・ディランさんが、息子さんのためにつくった曲、
「Forever Young」に詩人のアーサー・ビナードさんが訳をつけたものです。
タイトルは「はじまりの日」。

きみが手をのばせば 幸せにとどきますように
きみの夢が いつか本当になりますように …

毎日が きみのはじまりの日 今日も 明日も
新しい きみのはじまりの日 …

素敵な絵とともに、大人の心にも響く一冊。
さあ、今日もはじまりの日です。
つらいことや苦しいことを嘆く前に、
新しい一日を気持ちよくはじめたいものです。

初心忘れず

今日は、本校で初任の先生方の研修が行われています。
初任の先生方の様子を拝見していると、初々しくて爽やかです。
なんだか、自分の初任の頃を思い出してしまいました。

たくさんの失敗と、たくさんの喜び、
悩んだ日々もたくさんありましたが、
いつの日も生徒や周りの先生方に助けられてきました。

きっと今日の先生方も、これからたくさんの経験を積まれることでしょう。
ぜひ、より良い授業を創造し、
生徒たちと一緒に様々なことに取り組んでほしいと思います。

あの頃の気持ちをいつまでも持ち続けていたいと強く思う一日です。

無理なく楽しく多くの方に

先日の体育祭にはたくさんの保護者の方々にいらしていただき
本当にありがとうございました。
PTA参加種目にもたくさんの参加があり、
多くの方々に楽しんでいただくことができたと思います。
私も出場させていただき、
さらに図に乗ってリレーにまで出てしまいました。
怪我もなく終了しホッとしています。

無理なく楽しく多くの方に参加していただくこと。
PTAと教職員がひとつになって学校教育を進めていくことが
とても大切なことだと感じています。
体育祭終了後は、文化祭について検討してくださる役員の方々。
今年もバザーの他にカフェも開いてくれるとのこと。
今年の文化祭もますます楽しみです。

白玉の輝き

今日は気温が上がりとても蒸し暑い一日です。
出張から戻り、部活動の様子を見てきましたが、
生徒たちは、この暑さの中、よく頑張っています。

この時期、食べたくなる「おやつ」に白玉団子があります。
白玉粉に水を少しずつ入れてこね、
丸めたお団子を茹でて、水で冷やします。
餡子などの甘味と一緒に冷たくして食べると、とても美味しくいただけます。

白玉粉は、もち米からできているのですが、
できあがった白玉団子を見ると、一つ一つがつやつや輝いています。
「白玉」とは、真珠のことですから、なるほどと思います。
白玉の輝きに、心もお腹も満たされる…
食べ物が豊富になりすぎた現在、
そんなシンプルでロマンチックな和菓子、大切にしていきたい文化です。

青空の下で

生徒たちの願いが通じたのでしょうか?
今日は、朝から青空が広がり、予定どおり体育祭が開催できました。
日中は日差しが強く、熱中症が心配されましたが、
大きな怪我もなく、無事に終了してほっとしています。

何より、生徒たちの素晴らしい活躍に感動の連続でした。
特に、3年生は最高のパフォーマンスを披露してくれました。
ソーランは、どのクラスもチームワーク良く完成度の高いものになったと思います。
競技も応援も係の仕事もそれぞれが役割をしっかり果たし、
本校らしい、素晴らしい体育祭になったことを本当に嬉しく思います。

青空の下で、最後に校歌を熱唱した生徒たちの笑顔。
あの笑顔が今日のすべてです。