校長室だより

2016年8月の記事一覧

宿題

今朝は、台風の関係もあり、登校している生徒もあまりいません。
なんだか寂しいなと思いながら、校内をまわっていると
被服室で作業をしている生徒たち。
話を聞くと、夏休みの課題なんですとワンピースを制作中。
あと少しだから頑張れ!とエールをおくりながら、
そうそうこの時期は、毎年宿題に悩まされたことを思い出します。

自分が生徒の時は、あせって必死に取り組んだこと。
親になってからも、いかに宿題を終わらせるかで必死だったこと。
夏休みの友、自由研究、朝顔の栽培、習字、絵画・・・
今になっては、懐かしい、夏の苦い思い出です。

机の横に、この夏、読み終えることのできなかった本が積まれています。
いくつになっても宿題の終わらない夏に、苦笑いしてしまいました。

夏の余韻

今年の夏は、久しぶりに花火を観に行きました。
迫力のある音、色鮮やかに花が開き、キラキラ舞う様子・・・
次から次へ打ち上げられる花火は、華麗で豪華。
そして、迫力のある大輪の花がすぐに消えてしまう、はかなさ。
花火は、華麗で豪華で、はかないから
その美しさに、一層感動するのかもしれません。

そんな夏の余韻にひたる間もなく
学校では、アーチ作り、ファッションショーなど文化祭準備が進められています。
多くの生徒が保育ボランティアにも参加しています。
進路関係では、専門の先生による就職の模擬面接も行われました。
文化の秋、読書の秋、そして食欲の秋・・・
豊かに稔る秋はもうすぐです。

2学期に向けて

今日は、朝から悪天候の中、PTA常任理事会・理事会が行われています。
理事会では、各専門委員会の報告や関東大会、全国大会の報告があり、
今後のPTA行事のご検討もいただきました。
2学期は、文化祭やソフトバレーボール大会など
PTAの行事も盛りだくさんです。
無理なく楽しく、多くの保護者の皆様に、ご参加いただきますようお願いいたします。

今年は、役員の皆さんから積極的な意見をいただき、
体育祭や球技大会において、全校生徒へ飲み物の配布を行うことができました。
本当にありがとうございます。
今後ともいろいろと前向きなご意見をいただきながら、
力を合わせて、充実した教育活動を進めて参りたいと思っております。

いよいよ夏休みもあと数日、
文化祭までのカウントダウン掲示は18日となりました。

全国大会2日目

二日目の大会では、女優の市原悦子さんによる記念公演が行われました。
さすが、市原さんです。
舞台の上での存在感が全く違いました。
そして、子どもの頃のお話から朗読まで、あっと言う間の時間でした。

今回の千葉大会のテーマは、「再発見!愛」です。
社会や家庭の在り方が変化する中で、
子供たちを支える学校・家庭・地域社会とのつながり、
「愛の絆」を確かなものにするために
大人ができることは何かを発信された大会でした。

多様化する情報社会への対応、グローバル化への対応、生徒指導に関する問題など
課題はたくさんありますが、
学校・家庭・地域が心を一つにして、
大切な財産である子供たちのため、
充実した教育を進めていくことが重要だと強く感じる大会でした。

PTA全国大会から

PTAの全国大会で千葉県に来ています。
午後の分科会は、進路対策委員会の研究発表に
参加しました。
高校生と保護者の進路に関する意識調査によると
7割の生徒が自分の将来に不安を持っているそうです。
分科会のテーマは「進路選択と親子のコミュニケーション」。
子供たちが自立できるために、親はどう対応したらよいのか。
親子のコミュニケーションをどうとったらよいのか。
今回は、私も校長としてだけでなく、一人の親としてもいろいろと考える機会を
いただいたように思います。
遠くから、でもあたたかく見守ってあげることができればいいのですが、
どうしても気になることは、うるさく言ってしまう・・・そんなことがよくありました。
子供たちが自分の力で、しっかり考え判断できるよう
サポートすることが大切なのだと思います。

テーブルウエア

テーブルウエアとは、食べ物や飲み物を供するために使う食器のことです。
先ほど図書館で、英国のテーブルウエアに関する本を見つけました。
アンティークなカップやケトルの写真は、見ているだけでうっとりしてしまいます。
ヴィクトリア朝時代、上流や中流階級ではアフタヌーンティーが流行しました。
アフタヌーンティーは、自宅での午後のお茶のひととき。
華やかなインテリアに負けないくらい華美なティーカップも好まれたようです。
人気の英国ドラマ「ダウントン・アビー」でもたびたび登場するシーンです。

食事を心豊かに美味しく食べるためにも、
目で見て楽しく、食べる人の五感を満足させ、会話のはずむような
食卓をセッティングできるといいのではないでしょうか。
豪華な食器でなくても、季節に合わせた食器や心のこもった食器を用意したり、
盛りつけを工夫するなど、おもてなしを大切にしたいものです。

感動から得たもの

リオのオリンピックが閉幕しました。
多くの選手の活躍に日本中が盛り上がりました。
私も、これまでで一番ワクワクドキドキして応援した大会だったように思います。
選手の頑張りはもちろん、開催地がリオだったこともあります。
これまでお伝えしてきたように、私は5年前からリオの教育支援に
関わらせていただきました。
この秋にも、本校にブラジルからの研修生を迎える予定です。

大会では、たくさんの感動がありました。
その中で、ブラジルの女子柔道のシルバ選手の報道に心打たれた方も多いと思います。
彼女は、ファベーラと呼ばれる貧困地域の出身です。
大変な生活の中、「子供たちに夢と希望を与えたい。子供たちのお手本になりたい。」
と必死に頑張る姿は、とても勇敢で素敵でした。

もちろん日本の選手の活躍にもたくさんの感動をもらいました。
そして、その感動から得たもの
勇気、挑戦、根気、団結、信頼、自信、責任・・・
夏休みも終盤です。しっかり充電して元気に2学期を迎えましょう。

主体的で対話的な

すでに新聞等でも報道されていますが、
次期学習指導要領の改訂に向けた動きが始まっています。

今後は、さらに主体的・対話的で深い学びを目指した
教育の改革が進められていくことになります。

一方的で受け身的な授業でなく、
生徒がしっかりと学習に興味を持ち、
見通しをもって主体的に学ぶことができるような授業の工夫が必要です。
教科で学んだことを生かして、問題を解決したり創造したりするような学習が
深い学びにつながると考えています。

本校でも、すでに先生方が様々な授業の工夫を進めています。
自立した女性の育成、スペシャリストの育成を目指して
今後もより良い授業の創造に取り組みたいと思います。

台風が近づいてきています。
雨も次第に強くなり、校長室から見える木々も大きく揺れはじめました。
大きな被害のないことを願いながら・・・

夏の体験

今日は、専門学科体験入学です。
朝から蒸し暑い中、たくさんの中学生と保護者の方にいらしていただきました。

調理室ではピザ作り、被服室では小物作り(トートバック)がはじまりました。
テーブルごとに家政科学科2年生がサポートしてくれています。
中学生も一生懸命に取り組んでいて、できあがりが楽しみです。

保育では、3学年の生徒たちがサポートしています。
体育館でリトミック体験、ML教室でピアノ体験、
保育実習室では、3年生によるデモンストレーションが行われています。
デモの最後には、お土産作りも体験します。
今日はフォトフレームを作成するとのこと。
ぜひ、体験入学の思い出と共にお土産としてお持ち帰りください。

在校生も準備からよく動いてくれました。
生徒たちが自信をもって中学生にアドバイスしている様子は、本当に嬉しく思います。

活躍の夏

女子レスリングの金メダルラッシュで、喜びに沸く朝です。
あの集中力、最後まであきらめずに闘う様子、
しかも伊調選手の4連覇は圧巻としか言いようがありません。
女子の活躍が際立つリオのオリンピック、暑くて熱い夏です。

本校でももちろん、この夏も校内のあちらこちらで女子が大活躍。
文化祭の大工仕事も女子だけで頑張っています。

午後からは、明日の専門学科体験入学の準備がはじまりました。
家政科学科希望者は、被服と調理のどちらかを体験。
(施設や準備の関係上、参加人数には制限を設けさせて頂いております)
被服では小物作りを、調理では簡単ピザづくりを予定しています。
保育科では、3つのグループに分かれ、
順番にリトミック・ピアノ・保育デモンストレーションの3つの体験をしてもらう予定です。
どちらの体験も在校生がサポートします。
きっと明日も生徒たちの活躍の様子がご覧いただけることでしょう。

多くの中学生と保護者の方の参加をお待ちしています。