2018年7月の記事一覧
彩の国進学フェア
7月21日(土)~22日(日)第18回
彩の国進学フェアを、さいたま新都心駅付近の
さいたまスーパーアリーナを会場に実施しました。
彩の国進学フェアのサイト等によれば、趣旨の概要としては、
○公立と私立高等学校と高校併設中学校が一堂に会する学校紹介イベント
○小中学生やその保護者に入試情報だけでなく、
高等学校生活全般を広く知っていただくためのイベント
とのことです。
本校は、3学科あります。
在校生からのメッセージを紹介します。
女子高 | 女子高の魅力は、異性の目を気にすることなく楽しく学校生活を送ることができる点です。 |
保育科 | 1年生から特色ある保育の授業を学び、専門的な知識や技術を身につけられます。保育技術検定1級目指し、日々励んでいます。 |
家政科学科 | 調理と被服の両方を学べます。洋服1級、和服1級、食物調理1級の「三冠王」を目指し頑張っています。 |
普通科 | 基礎学力を定着させ、多様な科目を学ぶことができる普通科の勉強をしながら、専門性の高い家庭科目も学べる点が魅力です。 |
両日ともに大勢の保護者の方々や中学生の皆さんに
お越し頂きました。中学2年生の方々にもたくさん
来て頂けました。ありがとうございます。
部活動体験、専門学科体験入学など
実際に学校に来て、学校の様子を見聞きしてみてください。
どこの学校を受ける場合でも
これはとても大切なことだと思います。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
集中 本を読み 視野を広げて
日本学生科学賞の話に関連して、
かつてISEFで1等賞に輝いた方の
学生への激励の言葉が読売新聞に
紹介されていましたので一部を紹介します。
彼女は現在アメリカ合衆国ブルックヘブン
国立研究所のシニアケミストとして、
人工光合成の研究グループを率いる立場。
都立白鷗高校1年生のとき、化学クラブに入り、
銅イオンを含む水溶液に多量のアンモニアを
入れると濃い青色になる現象と出会い、
なぜ青色に染まるのか、どうすればもっときれいな色を
出せるのか、放課後、試験管を片手に実験を
繰り返した。
3年生だった1967年、
第11回日本学生科学賞で科学技術庁長官賞
を受賞し、翌年のISEFで1等賞を受賞。
受賞したとき、
「まだまだ面白いことがありそうだ」と感じ、
お茶の水大でも化学を学び、米ジョージア工科大で
博士号を取得し、ブルックヘブンで研究員の
職を得たとのことです。
彼女の言葉が素晴らしいので掲載します。
○日本は受験があって大変だけど、集中が大事。 時間を大切にしてほしい。 ○視野を広げることも必要。 ○本を読み、スポーツや遊びにも力をいれて。 |
また、日米ともに学生たちが
○インターネットなどに時間を使いすぎている |
のを心配し、
○コンピュータからは学べないことがある。 科学の研究もその一つ。 手を使い、頭を使わないと。 |
とても示唆に富むエールやアドバイスだと思います。
生徒の皆さんも、今後進路を決めていくプロセスの中で、
あるいは様々な分野に進んでも、
この言葉の趣旨を理解し、参考にしてほしいと思います。
読売新聞 参照
球技大会
先般、球技大会を行いました。
皆さん頑張りました。
期末試験を終えて、
どこかしら開放感が感じられる
生徒の皆さん。開会式から気合いが
入っていました。
今回の種目は、バスケットボール、バレーボール、
サッカー、そしてドッジボールでした。
目的は、
(1)ルールを守り、フェアプレーで優勝を目指す
(2)球技大会を通じてクラス全員で団結することを学ぶ
です。
結果は以下のとおりです。
【リーグ優勝】
| バスケット | バレー | サッカー |
Aリーグ | 3-2 | 3-2 | 1-6 |
Bリーグ | 3-5 | 2-5 | 2-2 |
Cリーグ | 2-4 | 3-1 | 2-4 |
Dリーグ | 3-3 | 3-4 | 1-3 |
【ドッジボール】
1位 3-5 | 2位 3-4 | 3位 2-4,2-5 |
生徒の皆さんお疲れ様でした。非常に盛り上がっていました
ので、目的はほぼ達成されたのかなと思います。
この勢いで、夏休みも、暑さに負けずに、乗り切って欲しいと思います。
夏休みを前にして
過日、PTA日帰り研修旅行を実施しました。
快晴に恵まれました。
昨年は山梨方面、今回は栃木方面に向かいました。
観光・保養地・行楽地として有名な那須です。
研修旅行は多くの学校や職場で実施していますが、
相互理解、多くの体験を一緒に行うことで、
共通理解を図り、子どもたちの成長を同じ目線で
支援することにつなげるということでしょうか。
千本松牧場では、皆で体験したジェルキャンドル作製のほか、
温泉、乗馬、アーチェリー、バンジートランポリン等の
様々なアトラクション、更には
ソフトクリーム等の乳製品なども楽しめました。
その後、宇都宮に移動して昼食となりました。
バスの中でもいろいろな企画を用意していただきました。
見学、体験、買い物に食事、おやつとコミュニケーション、
非常に暑い日でしたが、充実した研修になりました。
準備や手配、取り仕切っていただきました文化委員の皆様、
本当にありがとうございました。
また、連休中にもかかわらず、
参加して頂いた大勢のPTA・後援会、そして
渉外部を中心とする先生方、旅行会社等の皆様、
いろいろとお世話になりました。
さて、生徒はこれから長い夏休みです。
ご家庭にいる時間も増えると思います。
保護者の皆様方、どうぞよろしくお願いします。
1学期終業式
1学期の終業式を行いました。
連日の猛暑と各地の熱中症の話を受けて、
教室での放送による終業式を行いました。
放送による終業式ということで、
多少簡素化した形での終業式となりました。
終業式のあと、
卓球、球技大会、書道等に関して、
表彰を行いました。
生徒指導の先生からは、
夏休み中の過ごし方や注意することについて
具体的に話がありました。
特活部の先生からは
文化祭関係の話がありました。
夏休みは学期中に比べて自由になる時間が
増えます。どう過ごすかが問われます。
昨年よりは今年が充実していたと言えるように
各自計画的に夏をお過ごしください。
暑い日が続いています。
くれぐれも熱中症予防や体調管理には
十分に気を配り、2学期には皆さん、
また元気な顔を見せてください。
騎西特別支援学との交流会
過日、騎西特別支援学校の生徒の皆さんが
先生方とともに来校し、本校の生徒と交流しました。
この交流事業はここ数年実施されているもので、
今回は騎西特別支援学校高等部2年生28名の
生徒の皆さんと12名の先生方がバスで来られて、
本校の保育科2年生と合同の交流授業を行いました。
今年は格技場に集まり、体育館シューズに履き替え、
騎西の生徒さんの司会のもとに、
会は進行していきました。次第は次のとおりです。
【次第】
・前半司会 騎西生徒代表 ○はじめの言葉 騎西生徒代表 ・歓迎の言葉 鴻女生徒代表 ・学校紹介 各学校 10分 鴻巣女子(実演) 騎西(プレゼン、作業・運動会) ・後半司会 騎西生徒代表 ・ゲーム 20分 3チーム対抗(赤・青・黄) △ウェーブゲーム △フープゲーム (休憩) ・歌「365日の紙飛行機} ピアノ:鴻女 ・感想発表 騎西代表 鴻女代表 ○おわりの言葉 鴻女 |
互いの紹介や歌、ゲームと進むにつれて、
大変盛り上がりました。
人と人とのつながりを感じる素晴らしい
ひとときとなりました。
先生方も含めて、集まった方々の笑顔が
とても印象的でした。
救命救急講習会
7月13日、保健管理部主催の
救命救急講習会を実施しました。
当日は、鴻巣消防署天神分署の救急隊の
3名の方々にお越しいただき、
おもに保健委員、保育科の生徒を
対象に実施しました。
救急法講習では、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の操作
について研修しました。
最初にDVD映像を見た後で、
講師の方から正確な知識を教えていただきながら、
いくつかの班に分かれそれぞれの班で、
人形やAEDを実際に使いながら研修しました。
救命救急に関して
日本医師会のHPには次のように書かれています。
8.6分の間に、できること。 命をつなぐリレーに参加してください。 救急車の平均到着時間は8.6分といわれています。 心停止から1分ごとに、救命率は7~10%下がります。 その間に、あなたに出来ることがあります。 |
【心肺蘇生法】 手順1 反応があるか確認 「大丈夫ですか?」「あっ、反応がない!」 手順2 119番通報とAEDの手配 「あなたは119番通報して、救急車を呼んでください!」 「それから、あなたはAEDを持ってきてください!」 手順3 呼吸を確認する 胸と腹部の動きを見て、普段通りの息があるかないか見る 手順4 正常な呼吸がない場合は、 ただちに、心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行う。 強く!速く!絶え間なく! ・心臓マッサージをする場所は、胸の真ん中が目安。
人工呼吸ができる場合は、 ・まずは気道を確保する。(片手で傷病者の額を押さえながら、 もう一方の手の指先をあごの先端に当てて持ち上げる。) ・心臓マッサージ30回(1分間に少なくとも100~120回のテンポ) + 人工呼吸を2回(1回1秒かけて吹き込む) これを交互に繰り返す。 手順5 AEDが到着したら 電源をいれて電極パッドを装着し、音声ガイドに従って操作する。 ・除細動ボタンを押すときは「みんな離れて」と声を出し、 手振りも使って離れるように指示する。 |
今回の研修会は、実際の場面を想定し、
参加者された方々は、大変熱心に講習を受講しました。
養護教諭の佐藤先生は、
「いざというときにAEDを使えるように、
日頃から訓練することが大切だと思います」と話していました。
講師の天神分署の皆様をはじめ、
主催された保健管理部の先生方、
参加した皆様方、本当にお疲れさまでした。
JICA国際協力出前講座
7月12日(木)1~3年生保育科の生徒を
対象にJICA国際協力出前講座を実施しました。
昨まで3年連続で実施してきましたので、今年で
4回目となります。
この講座のねらいは以下のとおりです。
【ねらい 骨子】
青年海外協力隊の活動を通した海外の保育や子供の現状を学習することによって、保育の道を目指す保育科の生徒の意識を高める。 この講座の学びは普段の授業では学ぶことのできない貴重な内容で、将来の職業観の育成に大いに役立てる。また、保育の仕事が、国内にとどまらずに海外でも活かすことができることを知ることで視野を広げる。 |
今回のテーマは
「海外での子供の現状と子供に必要とされるもの」で
生徒にはこの講義を通して、
「自分たちにできる支援」について考えるように
課題が出されました。
今回は、ヨルダンでおよそ2年半青少年活動をした
山田様に御講演いただきました。
プロフィールによれば、
派遣国は主にパレスチナ難民支援、シリア難民支援で、
子供たちをはじめ、教師やボランティアスタッフに
情操教育の意義を、実演や研修を交えて伝えたとのこと。
帰国後は、保育士、協力隊、歌手などの経験をいかし、
手遊びや工作を交えた親子コンサートや、
イスラム社会の文化や習慣、難民支援、中東の幼児教育
についてなど、国際理解活動やシリア支援団体サダーカのメンバーとして
イベントの企画・運営を行っているとのことです。
講演後にお話を伺うと、
派遣先では日本人は尊敬されていたとの話など、
勉強になりました。
また、本校の保育科の生徒が、普段から保育に関する
様々な練習、訓練をしていることから、
講演のときに、現地で行っていた
手遊びを実演すると、本校の生徒がすぐに
揃って反応したことに、お褒めの言葉をいただきました。
更に、いろいろなところで今回のような講演を
行っているが、今回のように、子供のこと、
保育園・幼稚園のことを中心に話ができたのは
初めてだとおっしゃっていました。
映像を交えた貴重なお話、
実演を含めた魅力的なご講演、本当にありがとうございました。
生徒の皆さんも、一人一人感動したことは異なるかもしれませんが、
今後の生活や進路決定に大いに役立ててほしいと思います。
猛暑にご注意
暑い日が続きます。
連休初日の14日、日本列島は太平洋高気圧に覆われて
各地で今年最高の厳しい暑さを記録しました。
毎日新聞によれば、
全国に927ある観測点のうち6割を超える
612地点で最高気温が30度以上の真夏日となり、
このうち160地点では35度以上。
岐阜県多治見市で38・7度、京都市で38・5度、
三重県松阪市で38・2度のほか、
東京都心も今年度初の猛暑日となる
35.4度になったとのことです。
昨日の熊谷の最高気温は37.2度、最低気温が25.9度
でした。
気象庁によれば、15日の鴻巣市の
最高気温は36度。
熱中症にお気を付けください。
6月14日、熱中症対策について
この校長日誌で書きました。参考にしてください。
【熱中症対策】気象庁
〇暑さに負けない体づくり ・水分をこまめにとろう ・「塩分」をほどよくとろう ・「睡眠環境を」快適に保とう ・「丈夫な体を」つくろう 〇暑さに対する工夫をしよう ・「気温と湿度を」いつも気にしよう ・「室内を」涼しくしよう ・「衣服を」工夫しよう ・「日ざしを」よけよう ・「冷却グッズを」身につけよう 〇特に注意が必要なシーンや場所で、 暑さから身を守るアクションを。 ・「飲み物を」持ち歩こう ・「休憩を」こまめにとろう ・「熱中症指数を」気にしよう |
読売新聞には【予防】と【応急処置】
について次のように書いてありました。
【予防】
・日陰や帽子で直射日光を防ぐ ・こまめに水分補給する ・室温を28度以下に |
【応急処置】
・直射日光の当たらない涼しい場所に移動させる ・冷たい飲み物を飲む ・服やベルトを緩めて熱を発散しやすくする ・首、わきの下、脚の付け根を冷やす ・意識がない場合はすぐに救急車を呼ぶ |
関東甲信や近畿では光化学スモッグへの
警戒も必要とのことです。
皆さん、くれぐれもご注意ください。
読売新聞 毎日新聞 気象庁HP 環境省HP等 参照
よい研究を行うには
昨日の続きです。
昨日の日本学生科学賞に関連して
読売新聞に「よい研究を行うポイント」
が出ていました。
【よい研究を行うポイント】
1 自然の不思議の解明だけでなく、世の中を便利にする ものを作る視点を持ってみる 2 先行研究は入念に調べる。日本語の論文だけでなく、 無理をしてでも英語の論文を読む 3 実験ノートをきちんとつける。どういう設定だった のかを記録する。誤差の扱いに注意する。 4 英語を読む力だけでなく、質問を理解し、回答できる 力をつける 5 大学が行う高校生向けイベントに参加し、大学の先生に 指導を仰いでみる |
これは東工大の先生のアドバイスですが、アプローチの視点に
関して次のように書かれていました。
基礎科学の分野だけでなく、「情報・技術」の
分野の応募も増えてきた。
科学は自然の不思議を解明するが、
技術は「こうすればもっとうまくいく」という視点だ。
ISEFでも、目の動きで操作する車いす、
手話を翻訳する手袋など、
障害を持つ人の役に立つものが目立った。
研究対象は身近にある。
世の中を便利にするものを考えてみてはどうか。
生徒の皆さんいかがですか。
参考にしてみてください。
読売新聞 参照