校長室だより

2018年10月の記事一覧

修学旅行 最終日

天気は、場所により風が強いときもありましたが、

4日間とも崩れることなく、活動には適していました。

生徒も押しなべて元気です。

 

ネイチャーみらい館の集合時間は7時30分。

続々とそれぞれのご家庭の方の車に乗って

生徒が集まってきます。

 

入村式と同様、多目的ピロティー棟に集まって来ます。

多目的ピロティー棟ではウッドテーブルが取り除かれ、

広いスペースができています。

 

各班ともわずか2泊の間に、民泊でお世話になった各家庭の

方々との心の交流が深まったのがわかります。

あちこちで別れを惜しんでいます。

 

離村式

①開式(ネイチャーみらい館司会の方

②学校代表者挨拶(学年主任)

③生徒代表挨拶(普通科生徒)
④受入家族代表者挨拶

⑤閉式(ネイチャーみらい館司会の方

 

学年主任の髙橋先生も話していましたが、受入先の沖縄の方々、

ネイチャーみらい館の代表の方が挨拶で話した言葉をそのまま借りれば、

「じいちゃん、ばあちゃん、とうちゃん、かあちゃん」の皆様方は

とてもパワフル、元気で、子供たちに接してくれ、生徒も有形無形の

様々なものを受け取ったようです。

 

生徒代表の挨拶では話しながら、感極まってしまいました。

それを見て、聞いて、他の生徒や、民泊先のお母さんやお父さんたちも

同様に貰い泣きしていました。感動的な場面でした。

 

バスでわれわれが次の目的地に向かうために、

乗り込む直前まで、あちこちで握手したり、別れを惜しんだり、抱き合ったり

していました。本当にいろいろとお世話になりありがとうございました。

最後は皆様に手を振って見送って頂きました。

 

首里城へは約1時間。今日はバスガイドさんがいないために

先生方は乗車直後から様々な連絡を生徒にしました。

閉じられた空間で周りの方々に迷惑をかけずに、連絡や説明をできる

これが最後の機会になるからです。

 

首里城に着くと、今度は5組からクラス写真を取りました。

ここも大勢の人たちで溢れていました。

写真撮影後は班別自由行動で、班ごとに首里城を出て、歩いて

最寄りの首里駅に向かいます。

 

生徒のミッションは、班ごとに首里城から首里駅、

首里駅からモノレール(ゆいレール)で6つ目の牧志(まきし)駅に行き下車。

「国際通り」を班別自由行動。昼食を食べたり、お土産を買ったりして、

県庁前駅からモノレールに乗り、6つ目の那覇空港駅下車、

那覇空港3階が集合場所です。ここに13時15分集合。

 

JAL910便。22番ゲートでした。ここでも生徒はさっと並びました。

帰りの飛行機では来るときのような歓声は、もうあがりませんでした。

機長及びチーフキャビンアテンダントの方が、それぞれ機内放送で、

鴻巣女子高校の名前をあげて、歓迎の挨拶をしてくれました。感謝です。

生徒も心なしか嬉しそうです。

 

途中富士山が機内の窓から見えました。相変わらず形のよい山です。

感動している生徒もいました。夕日を背に美しいシルエットでした。

 

無事に羽田空港に着きました。ほぼ予定通りでした。

昨年が台風で予定を変更したと聞いていたので、今回直前に発生した台風26号の

動きには神経をすり減らしましたが、無事に実施できて何よりです。

 

事前学習が徹底し、生徒のモチベーションの底が高く、

かつて見たことがないほど非常によい充実した修学旅行でした。

生徒の無限の可能性を感じました。

準備した旅行委員の生徒、主任や係の先生方を中心に、すべての先生方の念入りな下準備、

そして生徒の健康管理に尽力して頂いた看護師さんや
安心安全のために常に先回りしてくれた3名の業者の方々など
すべての関係者の皆様に
感謝です。皆様ありがとうござました。お疲れ様でした。

 

生徒の皆さん、皆さんの分別のある立派な態度姿勢に感動しました。

今回の修学旅行で見たり感じたりした様々なものを

今後の糧にしてもらえればと思います。

 
        ネイチャーみらい館    戻ってきた生徒が荷物をトラックに

 
   民泊の方と最後のお話    生徒が徐々に集まってきました

 
      離村式 学年主任挨拶        代表生徒挨拶 感動

   
       最後は思わず拍手       別れを惜しんで また来ます!

 
         首里城 守礼門から      クラスごとに進みます

 

       階段上って御庭に向かいます     奉神門から御庭に

 
         久慶門より城外へ        首里駅から牧志駅に

 
           那覇空港に全員到着     22番ゲートから飛行機に

        
             富士山 機内より

修学旅行 3日目

修学旅行3日目は1日各民泊家庭で家業体験です。

生徒は全部で39家庭にお世話になっています。

1組~4組が8家庭ずつ。5組が7家庭です。

 

1つのご家庭に6人がお世話になっているケースが

8家庭あり、一番少ないところだと、

3人というご家庭もあります。

案内によればみんぱくの体験内容は以下のとおりです。

 

【みんぱく体験内容】

農業

漁業

畜産

商業

伝統芸能

郷土料理

その他

サトウキビ、パイン、マンゴー、田芋などの収穫及び管理作業

海ぶどう、アオサ、もずくなど「、陸での養殖作業および管理作業

牛、豚、ヤギなどのお世話

弁当屋、飲食店のお手伝い

三線、琉球舞踏、エイサーなどの体験

サーターアンダギー作り、沖縄料理作り等

町内観光、地域交流など

 

手元の最新の資料によれば、平成21年度から平成27年度までの

この施設でのみんぱく実績は159校3万人弱のようです。

 

先生方もネイチャーみらい館の方々の案内で

生徒の皆さんの元気で生き生きと活動している体験の様子を見て回りました。

 

    各ご家庭での様子を載せます。

    いろいろな取組をしました。

  

          

修学旅行 2日目

6時起床。沖縄の朝は遅くまだ真っ暗。

7時朝食。4F建てのホテルの本館から、外に出て、

レストランで朝食です。バイキング形式です。

一般の方々も数十名宿泊しているとのことでした。

 

沖縄といっても朝夕など外はかなり冷えます。特に風が吹いていて

ずっと外にいるとかなり寒く感じます。

 

朝食後荷詰めをしてホテルをチェックアウトし、バスに乗り込み、

体験活動のために次の目的地に。8時30分出発。

1号車38名(シュノーケル 自然ビーチ)(1~3組)

2号車35名(シュノーケル 沖縄菓子作り)(1~5組)

3号車37名(ジェルキャンドル)(1~3組)

4号車36名(シーカヤック)(1~5組)

号車41名(ジェルキャンドル シーサー作り)(2,4,5組)

  (人数は当初予定人数)

 

シュノーケル(50名)

自然ビーチの生態系観察(10名)

ジェルキャンドル(70名)

シーカヤック(36名)

シーサー作り(8名)

沖縄菓子作り(13名)

 

9時30分到着。12時までが各種体験予定。

実際には海に行ったチームが若干遅れて到着することになりました。

 

ジェルキャンドル等の体験学習は「体験王国 むら咲むら」MURASAKI MURA

で行われました。ここにも埼玉の高校が来ていました。

栗橋北彩高校、上尾鷹の台高校の人たちでしたでしょうか。

他校の生徒も含めて楽しそうに普段とは違う体験を楽しんでいました。

 

午後は美ら海水族館です。13時15分到着予定でしたが、

実際には出発が遅れ到着もかなり遅れました。

運転手さんが途中遅れを取り戻そうとしてくれました。

 

美ら海水族館は旅行会社等が毎年発表している水族館の

ランキングだと国内では1位です。

世界での順位を調べると、

調べる資料によっても異なりますが、

国内の水族館で世界水族館ベスト10入りする唯一の水族館のようです。

 

平成29年度の入館者数は約378万人でした。

10月は入場者が比較的多く、例年8月が一番多く、次いで7月

という順位はほぼ例年固定で、10月は平成29年度も28年度も

4番目に多い月でした。昨年度は31万人強の人が入場しています。

バスやタクシーの運転手さんの話では

われわれのような修学旅行の生徒が多いとのことでした。

 

東駐車場にバスを止めクラスごとに移動して、

中央ゲートを入ったところで1組から順にクラスごとに集合写真。

こちらで合流したカメラマンの方の発声で撮影。1枚目はポーズなし。

その後はポーズありでした。

生徒の動きがよく、学年全員の撮影にあまり時間がかかりませんでした。

本当に本校の生徒たちは協力的です。集団行動の意味を理解しています。

 

4階から構成されている美ら海水族館に入館後は、

館内の見学、昼食、お土産探しと結構タイトなスケジュールでしたが、

先生やバスガイドさんの話を聞いて、時間内で世界最大級の水族館を楽しみました。

到着が遅れた分、当初の予定を45分遅らせて出発しました。

 

その後、沖縄県国頭郡(くにがみぐん)金武町(きんちょう)にある

ネイチャーみらい館に移動しました。時間にして移動に1時間15分程度かかりました。

生徒はここで入村式を行い、迎えに来ている各民家に2日間お世話になります。

1班あたり6~3人に分かれ、39の家庭に民泊します。

 

入村式

①開式(ネイチャーみらい館司会の方

②受け入れ代表者歓迎挨拶(ネイチャーみらい館教育担当代表者

③学校代表者挨拶(校長)

④生徒代表挨拶(旅行委員長)

⑤閉式(ネイチャーみらい館司会の方

  諸注意

  受入家庭との顔合わせ

 
   HIBIS(ハイビス)で元気に朝食     朝日を浴びたホテル

 
           体験王国 むら咲むらに到着 体験種別に整列

 
        道路を渡り入場です      担当の方の説明を聞きます


 
                            準備ができるのを待っています

 
            先生方 打ち合わせ        菓子作り

 
                  シーサー作り         先生も一緒に

 
    シーサー作り    

 
  ジェルキャンドル作り      きれいに出来上がります  

 
   ジェルキャンドル作り       美ら海水族館

 
     ジンベイザメ 成長すると10~12mになる

 
 美ら海水族館 中央ゲート     ネイチャーみらい館 到着

 
 入村式開始を待っています       生徒代表 挨拶

 
  生徒の周りには民泊家庭の方が  明るく生徒に話しかけてくれました

    
      太陽の光がふりそそぎ緑色に輝く沖縄らしい海 

修学旅行 1日目

羽田空港に9時集合。先生方は8時には集合していました。

旅行会社の方は7時前には来ていました。

集合場所の羽田空港第1旅客ターミナル地下1階太陽の塔

には、本校が集まる前に、偶然県内の他校が整列していました。

 

全員が時間前に揃い、挨拶のあと、チケットが渡され、保安検査。

飛行機に乗るのが初めてという生徒も少なくないようです。

「なんくるないさぁシーサー」No8にも書かれていましたが、

ゲートを通過するときは、スマホや携帯、あるいはペットボトルなどの液体類

もトレーに乗せたり、カバンから出してチェックを受けたりします。

また、はさみなどは機内に持ち込めません。生徒の顔にも緊張感。

全員が無事に通過して一安心。

 

搭乗口付近の座席で搭乗待ちしている間、

あちこちで生徒同士、生徒と先生の間で楽しそうに話をしていました。

これまで見たことのない嬉しそうな生徒の一面を見た気がします。

校外でのこうした行事のメリットを改めて認識しました。

 

機内に入り着席。ほどなくすると、客室全体の責任者である

チーフキャビンアテンダントの方が歓迎の挨拶に来てくださいました。

まもなく離陸。エンジン音が大きくなり、どんどんスピードが速くなる。

飛行機の修学旅行では恒例の場面。

「キャー」「わー」など生徒の歓声があちこちから。コンサート会場のようでした。

 

機内では持参した弁当を食べ、窓から見える景色に感動し、

空の旅を楽しむこと約2時間45分。那覇空港到着。

 

バスの中でガイドさんに沖縄の言葉を教えてもらいました。

「はいさい」、「はいたい」です。昼夜の区別なく、いつでも使える挨拶。

正確には男女で「はいさい」、「はいたい」を使い分けるとのことでした。

また、よく耳にする「めんそーれ」は

「いらっしゃい」「ようこそ」と説明していました。

 

最初の見学地はひめゆり平和祈念資料館でした。

多くの高校が来ていました。埼玉県からも本校のほかに、春日部工業、鷲宮等の名前が

歓迎の意を表して、土産物店の窓に掲示されていました。

 

平和学習はよくできました。全員が「ひめゆり学徒隊」の慰霊塔の前で整列し、

係りの生徒の号令に基づいて黙とうし、平和宣言。

保育科、家政科学科、普通科すべてのクラスで持参した千羽鶴を献納しました。

 

ひめゆり平和祈念資料館には6つの展示室があります。

第1展示室 ひめゆりの青春

第2展示室 ひめゆりの戦場

第3展示室 解散命令と死の彷徨

第4展示室 鎮魂

第5展示室 回想

第6展示室 平和への広場

 

生徒はどの展示室でも、しおりと筆記具をもって

展示室の掲示を見ながら、しおりの課題に取り組んでいました。

何という素晴らしい生徒たち。感動しました。

 

周りにいる一般の方々や他の高校生たちも、うちの生徒が記録する様子を

驚いて見ていました。これぞ修学旅行です。

 

初日の宿泊地は伊計島。AJリゾートアイランド伊計島。

ひめゆり平和祈念資料館」からは2時間弱でした。

リゾート地にふさわしい装いでした。

4階建てですが吹き抜けでぐるっと各階の様子を下からも見ることが

できるつくりになっています。

19時30分夕食。

20時30分 宅配手続き   健康チェック

21時30分 室長会議

 

生徒は朝早くから1日よく動き回りました。

 
     羽田空港 太陽の塔 集合     11ゲートから搭乗

 

             那覇空港到着       「ひめゆり学徒隊」慰霊塔前

  
          代表生徒  平和の誓い       クラス代表  千羽鶴献納

 
                  全員で黙祷          献納された千羽鶴

 
      千羽鶴 多くの人の思いが…     課題に取り組む生徒

 
    しおり片手に  読みふける          伊計島ホテル 鴻巣女子歓迎

 
AJリゾートアイランド伊計島到着  レストラン  ハイビス  夕食

 
             夕食 バイキング         ホテル外観 夜

 
     夕食の様子 ホテルの外より       夕食の様子

 
           美味しく頂きました       足湯 至福のひと時

 
    宅配の説明            伝票配布

 
      多目的室で室長会議        ロビーは天井まで吹抜

 
             室長に明日の連絡       業者の方より宅配について

修学旅行 直前指導

修学旅行の直前指導を格技場で行いました。

日頃の成果か集合状況はとても迅速で

見ていて安心できました。

 

旅行委員長は普通科、副委員長は家政科学科の生徒です。

しおりの中で委員長は、

夏休み中に全員が作成した新聞やロングホームルームで

事前に沖縄について調べたことに触れ、

現地で体験できることに期待感を膨らませています。

特に2日目の各種の体験活動や、2,3日目に予定されている民泊体験に

対しては、不安な反面、日常と異なる体験、現地の人との交流や

自然とのふれあいが楽しみなようです。


 

 

直前指導は旅行委員の司会のもと

旅行業者の方も参加して

委員長挨拶、学年主任の高橋先生による引率者紹介に続き、

校長から次のような話がありました。

 

夏休み中に全員が作成し、文化祭以降2年生の下足室に掲示されている「沖縄新聞」、

旅行委員が定期的に発行している「なんくるないさぁシーサー」、

更には国語や英語の授業の中での学習の積み重ねを例に挙げて、

ここまで組織的、計画的に事前学習してきている学校も少ない。

 

旅行は基本的に楽しい。場所によって様々なことが異なる。

たとえば、日の出。標高など他の要素も影響する場合がありますが、
一般的に経度が1°東に進むごとに、日の出日の入りが4分早くなる

埼玉県と沖縄を比べると、沖縄の方が約1時間日の入りが遅い。

そうしたことも体感してほしい。

そして学校から外に出て行う集団行動なので、①時間を守ること 

②他人に迷惑をかけないこと に気を付けながら、全員が元気で修学旅行を

楽しもうという話をしました。


 

全体会のあとのロングホームルームでは先生が作成してくれた

沖縄検定試験で楽しみながら知識の最終確認をしました。 

 

いずれにしても、旅行委員長が言うように

修学旅行が生徒の皆さんや引率する先生方にとって

「最高の思い出」になることを期待しています。

知的構成型ジグソー法 職員研修会

以前の校長日誌でも書きましたが、本校では

今年度1学期に職員研修会を3回行いました。

9月7日にも触れましたが、本日はアクティブラーニングに

ついて学びを深めました。

 

埼玉県ではアクティブラーニングの一つである「協調学習」の授業づくり

力を入れてきています。

「協調学習」とは、高校教育指導課の説明によれば、

学習者である生徒一人一人の理解の仕方を尊重し、

生徒同士の話し合いを導くことによって、思考力・判断力・表現力に加え、

コミュニケーション能力や問題解決能力等を育成する学習のことです。

 

平成27年度からは「未来を拓く『学び』プロジェクト」として、

生徒同士の主体的・協働的な学びを引き起こす「知識構成型ジグソー法」

の手法を用いた協調学習の授業づくりに取り組んでいます。

 

本プロジェクトで採用している「知識構成型ジグソー法」は、

あるテーマについて、いくつかの部品になる資料をグループに分かれて担当し、

それぞれ理解したことを交換し合い、統合して答えを導く方法です。

 

平成30年度は、県立高校の研究開発校133校の教員652名が

研究開発員として授業改善に向けた研究と実践に取り組んでいます。

 

今回の本校の研修会でも研究開発員の先生が講師として

研修会をリードしてくれました。

目標は「知的構成型ジグソー法」の授業デザインを作成しよう

というものでした。

「これから生徒たちに何を学ばせたいのか?」や

「生徒の既有知識」を意識しながら

期待する解答の要素を考えていきました。

 

先生方は皆深い生徒理解につながるこの手法について

各学年に分かれて真剣に取り組んでいました。

 

修学旅行新聞

修学旅行まであとわずかとなってきました。

各クラス、学年をあげて準備に取り組んでいます。

修学旅行の可愛らしい「しおり」は完成して配布されています。

 

旅行委員が「なんくるないさ~シーサ~」を発行しています。

「なんくるないさ~」は沖縄の言葉です。辞書を調べても意味は出ていません。

インターネットで調べてみると、

「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」あるいは

「世の中は辛さに溢れ、物事の大半は上手くいかないことばかりだ。しかし、

誠実に生きていれば、きっと上手くいく。それを信じることだ。」

などと説明されているサイトがありました。

 

シーサーは広辞苑によれば、

「沖縄で、瓦屋根などにとりつける素朴な焼物の唐獅子像。魔除けの一種。」

と出ていました。

 

沖縄の文化についていろいろと調べて

きっとこのタイトルにしてくれたのだと思いました。

 

修学旅行新聞の中では、

・修学旅行の目標

・持ち物

・事前に送付できない荷物

・宿泊施設にあるもの

・旅行日程概要

・生活上の注意

・各種の体験学習

・沖縄の自然

・沖縄の食文化

・那覇市 国際通りの紹介

などについて書かれています。

 

いずれにしてももう少し。一番大切なことは健康です。体調が悪いと旅行は

辛いものです。最近秋本番で気温も下がってきています。

体調管理にはくれぐれも気をつけてください。

 

楽しい修学旅行にしましょう。

 

  いくつか新聞等の写真を掲載します。

日本の食文化

9月21日の校長日誌「家政科学科2年生の研究授業」に

関連して、料理、食の奥深さについて述べましたが、

7月にも日本の食文化について考える機会がありました。

 

 

7月に福井県で実践研究会が開かれ、全国から数百人が来県しました。

実践研究会は来年埼玉県が主管県ということもあり約20名が

参加しました。

 

 

アラカルト研修は全部で5つのコースに分かれていました。

小浜市・若狭町で開催された「御食国(みつけくに)若狭コース」

に参加しました。

ここでのテーマは「御食国(みつけくに)若狭と鯖(さば)街道

~ 日本遺産から我が国の食文化を見つめる ~」というものでした。

古代、朝廷に塩や海産物を送り、都の食文化を支え、日本遺産にも

認定された「御食国(みつけくに)若狭と鯖(さば)街道」

に学ぶ、という内容でした。

 

 

この時訪ねた「御食国(みつけくに)若狭おばま

食文化館ミュージアム」では、

外国人観光客が日本にくることの目的第一位は「本場の『すし』を食べること」だと

いうことで、その「すし」のルーツと、日本食の美味しさの秘密を紹介する

「世界で愛される日本食の代表『すし』」のブースを始め、

多くのテーマを扱った展示が行われていました。学芸員の方が詳しく説明してくれました。

とても勉強になりました。

 

 

本校では普通科、保育科、家政科学科の3学科があります。

被服や食物調理について専門的に学習する家政科学科はもちろんのこと

他の学科の人たちも、海外から来た人たちに日本の食文化について

語れるようになってほしいと感じました。

 

中間考査終了

先週中間考査が終わりました。

生徒の皆さん、いかがでしたか。

十分に満足できる学習はできましたか。

今年度実施したアンケートでは皆さんの学習時間は

昨年に比べると飛躍的に増えていることになっています。

 

実際の出来栄えはいかがでしたでしょうか。

「あーあ」と感じている人も少なくないと思います。

でも、心配無用です。

恐らく完璧に納得できる答案を作成できた人は

皆無に近いのではないでしょうか。

私自身学生時代に数多くの定期考査を経験していますが

どの教科かはその時によって異なりますが、必ず失敗しました。

ケアレスミスもあれば、問題を読み間違えたこともあります。

勉強をしたつもりでも試験時間中に思い出せなかったものもあります。

 

大切なことはそうした失敗やうまくいかなかった経験をいかに

次につなげていくかということです。また、あと一か月くらいすると

期末考査の時期になります。今回の経験をいかして次回は今回よりは

うまくいくように、物理的に勉強時間を増やしたり、効率のよい勉強を

工夫したりしてみてください。

うまくいった人の成功例を参考にするのも賢明な方法です。

 

日々の授業が一番大切です。

一時間一時間の予習復習、そして集中して授業を受けてください。

積み重ねは事態を好転させてくれます。

頑張ってください。

献血および食育啓発事業

本日献血を実施しました。県の保健体育課によれば、

埼玉県は献血ルーム及び高校校内献血を含む街頭献血

による高校生献血者数が平成19年度から10年連続

高校生(公立及び私立)献血日本一とのことです。

 

 

厚生労働省は「今、時代は少子高齢社会。しかし、若年層の献血者が減少しています。

この状態がずっと続くと、どうなるのでしょうか?」と「高校生のみなさん!献血にご協力を!」

と呼びかけています。

 

 

保健体育課も「献血は人の役に立つ無償の行為であることを自覚し、

献血を通じて相互扶助や命の大切さを考えるきっかけにすることなど」を

目的に、校内献血等を推進しています。

 

本日は献血とともに、鴻巣市の健康づくり課の人が「食育啓発事業」ということで

生徒に望ましい食習慣の情報を提供してくれました。内容としては、

(1)「主食・主菜・副菜」のそろったバランス食フードモデルの展示

(2)間食の選び方に関する展示

(3)食育啓発資料の配付

でした。

 

 

今回、日本赤十字血液センターや鴻巣市の職員の方10名くらいの方が来校されました。

お世話になりました。また、協力してくれた生徒や職員の皆様、
本当にありがとうございました。お疲れ様でした。