2020年12月の記事一覧
◆「第2学期 終業式 校長あいさつ」より ~夢は、あなたの「力」です ~
◆ 今日で第2学期が終わります。
8月25日から今日まで、いつもの年より少し長い2学期でしたね。文化発表会や体育祭、遠足などの大きな学校行事も、感染対策に配慮し、工夫をしながら、皆さんが一生懸命に取り組んでくれました。ありがとうございました。また、3年生は進路を決める大切な時期でもあり、社会の状況も含めて大変な2学期でした。これから進路を決める人も、最後まで頑張ってほしいと思います。
さて、今年は自粛気味ではありますが、街にはクリスマスソングが流れ、「コロナ禍での心ばかりのクリスマスムード」が演出されています。自然とワクワク楽しい気持ちになりますね。小さい頃は、クリスマスが一日一日と近づいてくると胸を弾ませたものです。皆さんも、小さい頃に見た『サンタクロースの夢』を忘れることはできないのではないでしょうか…。
私も子どもの頃は、赤いだぶだぶの服を着た、贈り物をくれるサンタクロースは、本当にいると信じていたので、自分にプレゼントを持ってきてくれるのか心配でした。「本当に来るのか?」「どうやって世界中の子どもに、一晩で贈り物を配るのか?」「トナカイは疲れないのか?」「どうして赤い服を着ているのか?」などなど…。わからない不思議な気持ち:「ワクワクする(サンタクロースの)夢」 が、その季節をより一層楽しいものにしてくれていたような気がします・・・。まさに、子どもなりの想像力:「イマジネーションの世界」です
(個人差はありますが)子どもの「発達段階」でいうと、サンタクロースの存在を信じるのは3歳から8歳くらいまでの間だそうです。それからいろいろな情報とともに、少しずつ夢と現実を認知できる力が育ってきます。 ~ これも素晴らしいことです。~
私は、小2の時、学校の図書室で、自分がずっと不思議に思っていた「サンタがどうして赤い服を着ているのか」という素朴な疑問の答えを見つけたのを今でも覚えています。もちろん諸説あるのだと思いますが、今、思い出して整理してみると、その本には・・・
『北ヨーロッパの冬の訪れは早く、クリスマス近くなると、あらゆるものが灰色に沈んでゆく…。音のない風景の中、雪と氷に閉ざされて、あらゆる色彩を失ってしまう「北ヨーロッパの冬」のさなかに、人はどうしても「太陽の色」を映した「燃えるような赤」、それを迷わずにサンタクロースに着せたのだ』ということが、小学校低学年の子どもにもわかりやすい言葉で、挿し絵とともに「美しく夢いっぱい」 に描かれていました・・・冬景色の中に、やはり一点『色』をおくとすれば、それは「赤」よりないのですね…。雪が降ると「埼玉」であってもそう感じます・・・。
皆さんは何色をイメージしますか・・・冬景色の中の「夢のある一色」
今年も、トナカイに乗ったサンタクロースが真っ赤な服を着て北の国からやってくる・・・。いくら年を重ねても、まだ私の心のどこかで、サンタクロースのいることを信じたい気持ちが残っています。「ワクワクする夢」・・・皆さんはいかがでしょうか…?
今もなお、新型コロナウイルスの感染拡大がいろいろなところに影響を与え、誰も経験したことのない先の見えない世界的な危機的状況にあります。しかし、この「想定外の出来事」を通じて、大変な時期を経験していることで、「生きるということ、命について」いろいろな思いが膨らみます。だからこそ、様々なことを自分のこととして『主体的に考える機会』にしてほしいと思います。そこには、明るく前向きに、小さくても、「ワクワクする夢」 も一緒に持ち続けたいものですね。 『夢を見る力とイマジネーション』
~ 夢はあなたの力です ~自分のために、前向きに「今」を乗り越えていきましょう・・・
☆本日、皆さんに伝えたいこと1つ目 【 辛い時こそ、夢をもって前向きに ♪ 】
皆さんの今後の成長を期待しています ♪ ~
◆続いて、「うれしいお知らせ」です。
この度、家庭科の専門学科のある高校や、工業・商業・農業高校といった全国の「産業教育を学ぶ専門高校」に、文部科学大臣から 「特別奨励状」 が贈られました。文部科学大臣から、頑張っている皆さんへのエールです。~ 読み上げます。~
<(略)「特別奨励状」の読み上げ > いかがでしたか・・・。
この奨励状は国から発行されている証明として、中央に「金箔の桐の紋」 が入っていて、大きなB3判の立派なものです。正面玄関を入った所にかけていただきました。是非、実物を見てみてください♪
多くの人が、皆さんの学びを応援しています。
☆本日、皆さんに伝えたいこと2つ目 【 皆さんは、未来の産業の担い手です ♪ 】
◆最後に、明日から1月5日までの11日間、短い冬休みですが、今日、話したこと:ひとつ 【 辛い時こそ、夢をもって前向きに】、 ひとつ 【 自分たちは未来の産業の担い手である】以上2つのことを『心のどこか』において、貴重な冬休みを大切に過ごしてください。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。気を緩めず、日々の生活の中で一人一人が感染予防対策をしっかりと実践してください。
~ それでは、『 希望にあふれる 3学期 』また皆さんと元気に再会できることを楽しみにしています ♪ ~
◆文部科学大臣より「特別奨励状」が贈られました!!!
本日、埼玉県教育委員会の方が、文部科学大臣からの「特別奨励状」を届けてくださいました!
これは、全国の産業教育学ぶ専門高校、つまり本校のように「家庭科の専門学科」のある高校や、農業、工業、商業、看護、福祉といった専門学科が設置されている高等学校に送られたものです。
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特 別 奨 励 状
埼玉県立鴻巣女子高等学校 殿
令和二年度は、日々の学習の成果を発表する貴重な大会等がやむを得ず中止になることもありましたが、
このような状況においても、皆さんが前向きに学びを深めていることに心より敬意を表します
技術革新などにより、社会が大きく変化する令和の時代に、地域の産業を発展させていくためには、
これまで以上に皆さん一人一人の力が必要となってきます
皆さんがこれまで高等学校で培ってきた知識や技術は、これからの社会において、必ずや糧となり
実を結ぶものと信じています
今後も、皆さんが未来の産業の担い手として、我が国及び世界で活躍されることを心から願い
ここに奨励状を贈ります
令和二年十月吉日
文部科学大臣 萩生田 光一
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鴻巣女子高等学校で学ぶ、生徒一人一人にエールを贈ってくださいました・・・
多くの人が、皆さんの学びを応援しています・・・Fight ☆