校長室だより

2025年11月の記事一覧

粘り強い生徒たち(体育の授業)

本校の行事には、マラソン大会(長距離走大会)がありません。その代わり、11月に、体育の授業で3kmを数回走ります。今回、生徒たちの様子を見ようと、一緒に走ったり、沿道から応援したりしました。応援してわかったことは、本校の生徒たちは、体育の授業も真面目に取り組み、苦しくなっても頑張り切ろうという粘り強さがあるところです。どの学年の生徒たちも一生懸命に走っていました。中には、どんなペースで走ったらよいか自分でわかっていない生徒もいます。今回、一緒に走った1年生のある生徒は、前回よりも3分程度速くなったとのことで、応援走をした甲斐がありました。ちなみに、私の走力は、本校女子生徒の平均レベルのようです。職員室前にタイムが掲示されています。

授業では、若い先生方も一緒に走っていました。3月の鴻巣パンジーマラソンに、私たち教員(数人)が出場を予定しています。応援よろしくお願いいたします。

今月の生け花

生け花を生徒が届けてくれました。

華道部の活動日に一緒に生けさせてもらおうと、いつも狙っています。しかし、出張・会議等でなかなか実現できません。華道部の生徒さんには負担になって申し訳ないと思っているのですが、私の分を気兼ねなく生けてくれるので感謝しています。

今回の作品は初めて見るタイプで、2つの花卉を使った1つの作品です(株分けというそうです)。「両方の花卉から伸びた交差したユーカリの枝がともに『真』になっている。」と教えてくれました。ユリとカーネーションが、『添』『控』となって、美しい作品に仕上がりました。ユーカリの葉で剣山を隠す細かな配慮もされています。

 

 

次回は、リースづくりとのことなので、今度こそ参加したいと思います。

 

 

11月の壁面(七五三)

11月15日は七五三です。

 七五三の由来は、諸説あるようですが、子供は現代に比べて死亡率が高く、7歳までは神の子として扱われ、7歳になって初めて一人前と認められました。子供が無事に育つことは親にとってこの上ない喜びであり、健やかに育つことを願わずにはいられない。それゆえ、3歳、5歳、7歳の節目に神様に感謝してお祝いをしたのが由来とのことです。

修学旅行で、民泊した和歌山の家族の方から、本校の生徒は「天真爛漫で良い生徒ですね。」とお褒めの言葉をいただきました。子供たちの成長は嬉しい限りですが、心の純粋さは大人になっても持ち続けて欲しいと思います。

 

感動した体育祭

10月31日(金)本校のグラウンドで体育祭が開催されました。私は開会式の挨拶で生徒たちに、

 1 他のクラスに負けないよう、クラスで団結して頑張ろう

 2 先輩は後輩に格好いい所を見せよう

 3 素晴らしい演技や活躍には、声援と共に拍手を贈り称えよう

 こうした気持ちで取り組めば、見ている人たちに感動を与えるでしょう。

と話しました。

私は本校の体育祭を今回初めて見ましたが、いざ競技が始まると、生徒たちの競技・演技や応援の様子は、わざわざ話すまでもなく、とても感動的なものでした。

リレーなど各種目で、大きな声援が飛び交っていました。自分のクラスの応援もそうでしたが、同じカラーの他学年にも大きな声援を送っていました。玉入れで入った玉を数える時は、参加した選手がみんなで数を数えて何とも微笑ましかったですし、棒引きでは、引かれまいと倒れながらも粘り続け、見ている人たちを和ませてくれました。クラスで団結して奮闘し、何よりも生徒たちが楽しそうでした。ある生徒は「応援していて涙が出てきた。」と話してくれました。

本校体育祭の目玉種目、3年生の「伝統のソーラン節」はすべてのクラスが気持ちを込めて踊ってくれました。各クラスのダンスリーダーの人たちはここまで作り上げるのに大変だったと思います。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれ、鴻巣女子高校の伝統を引き継いだと思います。特に、最優秀演技賞を取ったクラスの演技は格別でした。

そして、もう一つ話しておきたいのが、私は中間考査前、あるクラスのソーラン節を練習する授業を観察しました。この時、「完成度が低く本番大丈夫かな?」と思ったのですが、本番では演技が見違えて、優秀演技賞を獲得することができました。その後の練習の努力が実り良かったです。おめでとう。

どのクラスもやり遂げたという達成感があったようで、終わった後の爽やかな笑顔や潤んだ瞳が忘れらません。

私はこれまで、体育祭の終わりの感想は「あー、楽しかった。生徒がよくやっていたな。」だったのですが、今年は、「あー、こんなに楽しかった体育祭が終わっちゃったんだ。寂しいな。」と、名残惜しさを感じました。これが、「女子校らしい体育祭なのだろう」と思います。来年は、一人でも多くの中学生が本校で学ぶことを希望し、この伝統を引き継いでいってくれればと願います。

最後に報告とお礼です。当日の天候の関係で、種目の順番を変え、用具を雨ざらしにすることを避けるため、競技の途中にグラウンドの片付けを1年生に担当してもらいました。 生徒たち全員が自ら進んで仕事をしてくれて、その手際の良さに驚かされました。入学して半年、生徒たちの人としての成長に喜びを感じました。また、思わぬ寒い日となったにも関わらず、会場でご観覧や受付業務を担当いただいた保護者の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。