校長室だより

2026年9月の記事一覧

3年生への信頼

シルバーウィークを挟んでの期間、各部活動の大会が行われました。応援に行った試合で、生徒たちの絆を感じる印象的なシーンを見ることができました。

バスケットボール部では、2年生のフォアードの生徒が、この試合で現役最後になる3年生のセンタープレーヤーにパス。ゴール下の力強い1対1のプレーで、この3年生はシュートを決めました。見事な連係プレーでした。

バレーボール部も3年生最後の試合でした。相手チームのスパイクを拾い続けては、3年生に連続してボールを上げていました。スパイクを託された3年生、下級生からこれだけひたすらボールを集められ、気持ちが伝わっていたことでしょう。

上級生を信頼する下級生。本校生徒がこうして部活動でよい人間関係を身につけていることを嬉しく思います。

今週は卓球の大会が続きます。選手の皆さん、頑張ってください。

 

熊谷ドーム センターコート

写真は9月16日(水)、熊谷ドームの体育館にバドミントンの試合を応援に行った時の出来事です。センターコートで本校の生徒が北部地区新人大会を戦っています。試合進行の関係で、この日の最終試合となり、なんと体育館を独占して試合をすることができました。すでに対戦を終えた各校の選手たちが見守る中のゲームとなりました。会場の視線が集まり緊張してプレイしていたのかもしれません。

このゲームの結果は、1セット目は取られましたが、その後2セットを連取し、逆転勝ちとなりました。センターコート独占と試合の勝利の両方を手にすることができました。

シルバーウィークとなり、秋の大会やコンクールが控えています。この週末から、ソフトテニス部、バスケットボール部、バレーボール部の公式戦、演劇部の演劇発表会と続きます。出場する選手たちの活躍を願っています。

秋の訪れ

文化祭の振替休日、街を散歩していると、ところどころに間もなく咲こうする彼岸花が見られました。秋らしくなってきました。

9月に入ってから、ぐずついた天気が続いていましたが、17日(木)の放課後は久しぶりに青空が広がり、清々しい気分になりました。本校では、四季折々の花が所々で咲きます。正門入って右側にある木犀が咲き始めました。良い香りが正門付近に漂っています。「もう咲いているの?」と思われるかもしれませんが、花の色がオレンジではなくて白です。金木犀ではなく銀木犀で、少し早いのかもしれません。

学校のフェンス沿いにこの7月に植えたベゴニアも成長し爛漫と咲いています。花の街鴻巣を応援する市内のNPO団体・フラワーピースさんに御協力いただきました。登校する生徒たちにも喜んでもらっています。

2学期は様々な行事があり、ご来校される方がたくさんいらっしゃいます。女子校らしい本校をどうぞご覧ください。

 

文化祭2日目(一般公開)

本校文化祭(鴻女祭)を無事終えることができました。ご来校いただきました皆様、ありがとうございました。

文化祭のトリである家政科学科のファッションショー。体育館に満員のお客様をお迎えし、生徒たちは、自分用に作成した衣装をまとい、初日の発表をブラッシュアップさせ、堂々とランウェイを歩きました。観客の皆様にも満足していただけたことと思います。

また、それぞれの参加団体が一生懸命に取り組んでいました。私も教室の展示などにお邪魔して、しおりを作ったり、占いをしてもらったりなど、楽しませてもらうことができました。

華やかな文化祭が終わってしまうのは何よりも寂しい限りですが、文化祭で見せてくれた生徒たちの笑顔や成長の姿は、私たち教員にとって何よりも明日への力になります。生徒たちには、これからの学校生活を頑張っていって欲しいと感じています。

文化祭初日(校内公開:9月12日)

文化祭を生徒たちは楽しんでします。

初日、オープニングから盛り上がりました。ステージ団体が日頃の活動の成果を発表してくれました。どの団体も素晴らしかったのですが、特に、トリとなった軽音楽部の演奏は、軽音部の生徒の掛け声とともに、見ていた生徒たちがステージ下に大集合し、演奏者を応援し、盛況となりました。

家庭科学科(保育科・家政科学科)の学習発表である「こどものくに」「ファッションショー」は、初日は限定公開、本校生徒をはじめ、保護者に素晴らしい発表を見ていただくことができました。2日目は、一般公開となりますので、ご来場の方、楽しみにしてください。

生徒たちは文化祭を迎えるまで、意見の違いがあり、ぶつかり合って今日の発表を迎えているかもしれません。いろいろな思いの詰まった文化祭、大勢のお客様の来校を受けて、称賛の言葉をいただき、今日が忘れることのない青春の1ページになりますように。

9月の掲示板(壁面)

9月に入り、雨の日が続いています。猛暑から解放され、ありがたいことですが、空気が澄んでくるこの季節、夜空を見上げ、星や月を見られないのは、少し寂しいです。

今月の壁面は十五夜のお月見です。月面のウサギも地上に降りてきて、一緒にお月見をしています。仲睦まじそうでいいですね。ちなみに、今年の十五夜は、9月25日(金)です。きれいなお月様を見ることができるでしょうか。

この壁面を見ながら、十五夜について、思いを巡らせました。どうして、十五夜のお供え物と飾りは、お団子とススキなのでしょうか。調べてみました。

お団子は、もともと収穫に感謝する意味で収穫された里芋やサツマイモなどのイモ類をお供えしていましたが、江戸時代の後期に、収穫したコメで作った団子に変わっていったようです。団子の数は、十五夜にちなんで、15個(下から9個、4個、2個の3段)が一般的です。

ススキは、稲穂の代わりのようです。魔除けの効果があると考えられていて、収穫物を災いや悪霊から守り、豊作を願う意味も込められています。また、神様をお招きするための依り代でもあるようです。日本では、昔から神様が来た時の目印になるものを立てていました。お正月の門松も同じです。

由来を知ったら、何気なく見てきた十五夜の風景が、意味のある行事であり、とても身近に感じられるようになりました。

フラワーラジオ(FM放送)に生徒出演

鴻巣地域のコミュニティ放送(FM周波数76.7MHz)であるフラワーラジオに生徒たちが出演しました。本校は 今週末に文化祭を控えています。文化祭の各団体の代表者たちが、文化祭のPRなどを行いました。放送は

9月10日(木)13時

9月11日(金)13時

の2回です。

アプリをダウンロードすれば、スマホでも聴くことができます。

是非ご視聴いただき、文化祭にご来校ください。お楽しみに。

2学期が始まりました。

本日、2学期の始業式を行いました。

夏休み、毎日のように登校していた生徒もいれば、久しぶりに学校を訪れた生徒もいます。今日の登校の思いはそれぞれでしょう。2学期は、1年間で行事を始めとして、たくさんの出来事があります。生徒たちにとって、充実した2学期になることを願っています。

【始業式 校長講話】

長い夏休みがあっという間に終わってしまいましたが、こうして皆さんと再会できたことを嬉しく思います。

この夏休み、日本の各地で、地震や大雨などによる自然災害が相次ぎました。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。1日も早い復旧・復興を願っています。

 さて、皆さんにとって、この夏休みはどのような夏休みだったでしょうか。こども食堂や保育園などでのボランティア活動をした人、部活動に汗を流した人、間近に迫った文化祭に向けて準備や演奏などに取り組んだ人、それぞれに、忘れられない青春の1ページになったことと思います。

 私も夏休みに、家庭クラブの指導者養成講座に参加し、そこで、動く折り紙「はらぺこあおむし」を教えていただきました。 これが、私が作った「はらぺこあおむし」です。  

いかがでしょうか。「はらぺこあおむし」は、いろいろな果物を食べながら成長し、最後には、鮮やかな蝶に変身します。私は、この「あおむし」を作りながら、あることを考えていました。それは最後に話します。この「あおむし」は、校長室前に展示しておきますので、後で近くで見てください。

 さて、ここからは少し別の話をします。

先日、私とほぼ同じ年齢の、ある会社の社長さんのお話を聴く機会がありました。この方は、高校卒業前に見たドラマの影響で、調理の専門学校に進学し、将来は、日本発の“和のファーストフード”の店をつくりたいという夢を持っていました。 専門学校卒業後、一度は就職しますが、やがて地元で、焼きそば屋を始めます。ところが、開店初日の売り上げは、たった350円。焼きそばが一食売れただけでした。その後も、店を出しては、少し繁盛しても、うまくいかなくなる。その繰り返しで、まさに失敗の連続でした。

それでも、やがて、支えてくれている家族や仲間のために、本気で成功したいと思うようになります。焼きそば屋をやめ、たこ焼き屋の道に進みます。大阪で修業を積み、食材から徹底的に研究し、ついに、外がカリッ、中がトロッという理想のたこ焼きを完成させました。

 さて、どこのたこ焼き屋さんかわかりましたか。皆さんも一度は食べたことがあると思います。今では、全国的に知られるこの店ですが、そこに至るまでには、1日350円というスタートを含め,数多くの失敗と挑戦がありました。

 私は、この話から、皆さんに二つのことを伝えたいと思います。

 一つ目は、夢や目標に向かって、失敗を恐れず挑戦してほしいということです。これから皆さんは、人間関係や勉強、部活動など、思い通りにいかないことがあるでしょう。しかし、失敗したことと、失敗したままで終わることは違います。うまくいかなかったら、方法を変えてみる。誰かに相談してみる。そして、もう一度挑戦してみる。「あきらめたら、そこで試合終了ですよ。」は、「スラムダンク」の安西先生の言葉です。特に、3年生は進路を決める大事な時期ですので、自分の目指すところに向かって一歩ずつ進んでください。

 二つ目は、周りの人を大切にしてほしいということです。先ほどの社長さんも、家族や仲間に支えられながら、挑戦を続けました。皆さんも、決して一人で学校生活を送っているわけではありません。家族や友だち、先生など、多くの人に支えられています。だからこそ、周りの人への感謝を忘れず、仲間を大切にしてください。

 最初に話した「はらぺこあおむし」は、いろいろなものを食べ、最後には蝶になりました。皆さんも、いろいろなことを経験し、沢山のことを吸収し、成長していってください。一人一人、得意なことも、興味を持つことも違います。楽しいことも、うまくいかないこともあるでしょう。でも、その一つ一つが、皆さんを成長させ、自分らしい色をつくっていきます。本気になって、仲間と支え合いながら、それぞれの色で輝く。そんな皆さんらしい青春の1ページを刻む2学期にしてほしいと思います。

 皆さんにとって、2学期が実り多いものになることを、心から願っています。