校長室だより

2017年8月の記事一覧

明日の準備

明日は専門学科の体験入学が予定されています。
調理室と被服室そして保育実習室では、
それぞれの学科の生徒たちが明日の準備中でした。

家政科学科では、在校生が実習のサポートをしてくれます。
調理実習はピザ作りを、被服実習は小物作りを予定しているとのこと。
一方、保育科では、リトミック・ピアノ・保育デモンストレーションの
3つの体験を予定しています。
保育デモでは、3年生が手遊びやハンドベルの演奏などを行うほか、
カード作りも指導します。
先ほど見てきましたが、夏らしいかわいいカードが作れる体験です。

ぜひ、専門学科の実習を通して、本校の魅力を十分に体験してしてください。
たくさんの中学生そして保護者の方の参加をお持ちしています。

充電

残念な雨が続く夏休みです。
8月にこれほど雨が続くのは記録的とのこと。
猛暑はいやだと思いつつも、これだけお天気の悪い日が続くと
夏らしいギラギラと輝く太陽が恋しくなってきます。
校内の特大ひまわりも、重たい頭をすっかり下げてしまいました。
先日、一列に並んだ生徒たちが、みな下を向いて写真をとっていました。
不思議に思って聞いてみると、
ひまわりを真似して頭を下げているのだとのこと。
ひまわりの前で並んだ生徒たち。ちょっと微笑ましい光景でした。

夏休みも後半です。
生徒の皆さんは充実した毎日を送っているでしょうか?
たくさんの感動体験をして、心も身体も充電しましょう。

あたたかいメッセージ

先日、騎西特別支援学校の生徒の皆さんからの
お礼のメッセージボードが届きました。
とても良くできていて、一人一人のメッセージを読んでいると
あたたかい気持ちになってきます。
保育科の2年生が、年2回の交流会を実施していますが、
本校の生徒たちにとっても良い機会になっており、
こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。
詳しくは、トップページに記事が出ていますので、そちらをご覧ください。

さて、巨大チョコレート出現については、お伝えしたところですが、
現在、チョコはこのような状況になっていますのでご覧ください。
着々と文化祭準備は進んでいるようです。

 

新しい日

生涯現役のお医者さんだった日野原重明さん。
多数の著書がありますが、
先日「いくつになっても今日がいちばん新しい日」を読みました。
今年の6月に出版されていますので、
もしかしたら最後の著書になるのかと思います。

日野原さんが大切にしてきたこと
「いくつになっても今日がいちばん新しい日である。」
「若いときよりも歳を重ねてからの方が、
新たにはじまる今日という日の輝きは増している。」
といった考え方が書かれている本です。
75歳以上を新老人とし、人生の後半に与えたれた時間を
クリエイティブに生きていこうという提言をしたのも日野原さんです。

高校生には、歳をとることなど全く気にならないことかもしれません。
逆に早く大人になりたくて歳をとることが嬉しいかもしれませんし、
人生は限られているなどと考えることもないでしょう。
でも、大切な命をどう生きていくか、いかに自分らしく輝いて生きていくか、
若い今だからこそ、
少し立ち止まって考える時間をもってほしいと思います。
今日もまた新しい日がはじまります。

身を守る

今朝、通勤途中でヒヤッとする出来事がありました。
本校の生徒ではないのですが、自転車に乗っていた女子高校生が、
赤信号を無視して、道路を渡ってしまったのです。
幸い、運転手の皆さんは、緩やかにブレーキを踏んで、
(たぶん皆さん優しい方で、急いでいる高校生をみて
「早く渡りなさい」と思ってくれているように感じました。)
その生徒は無事に道路を渡ることができましたが、
一歩間違えば大変なことで、ハラハラドキドキの出来事です。
きっととても急いでいたのでしょう。
道路を渡る途中で、ちょっと振り返った様子が、
とても申し訳なさそうな顔をしていました。
それでも交通ルールは守らなければなりません。

生徒たちには、「自分を大切にしなさい」とよく話しています。
様々な危険から身を守ること。交通事故、自然災害、犯罪、SNS・・・
まずは、心も身体も元気に高校生活を送ることが基本です。